お客様インタビュー
SEO難易度が高い相談でしたが、費用対効果を考えた別アプローチで集客アップを実現してくれました!
- Client 別府第一ホテル
- 支配人 宇佐太一郎様
- interviewer L-planning
- 代表取締役 筒井崇Tsutsui Takashi
こんにちは、ライターの竹林です。
本日は、別府市にある別府第一ホテルの支配人・宇佐太一郎様のところへ、L-planningの筒井社長と一緒に「L-planningでホームページをリニューアルしてみた感想はどうですか?」とインタビューに行ってきました。
インタビューでの言葉は、お客様が実際に発言された言葉そのままを載せていますので、ホームページ制作をご検討されている方の参考になれば嬉しいです。
※分かりやすい内容を優先させて、発言内容に一部補足を追記しています。
- 目次
ホームページのリニューアルの理由は「アクセス数をあげたかった」から
宇佐様がホームページのリニューアルをしようと思ったきっかけを教えてください。
ホームページはすでにあったのですが、スマートフォン向けに最適化されたホームページがなく、スマートフォンが普及し始めた5年前くらいから検索順位がどんどん下がりはじめて、アクセス数も減ってきていました。
ホテル業界は、旅行サイトやホテルポータル(宿泊施設や観光地を紹介して予約を受け付ける)サイトがとても多く、ある程度集客ができますが、ポータルサイトの比率が増え年々手数料も上がり悩んでいました。
だから、自社ホームページからの直接予約!が理想だったので、ホテルの設備をリニューアルした後にホームページも一新しようと思いました。
L-planningを知ったキッカケは、何だったんですか?
「大分 ホームページ制作会社」でインターネット検索をしたら、当時L-planningさんが検索結果画面の一番上に表示されたんですよ。これが知ったきっかけですね。
アクセス数を上げるために、SEO対策込みのリニューアルをするんだし、その業界(Web制作)で上位表示される(SEO対策をしている)ところにお願いしたいなぁ、と思っていました。
ホテル業界のサイト集客を変えたい!その想いを叶えてくれました!
同業他社が数多くある中で、なぜ私たちを選んだのですか?
自分たちの希望を叶えるためにはどうしたらいいか…。当社の課題をしっかりとお伝えしたあとに具体的な解決方法を自信を持って示してくれたからですね。
エルプラさんだけでなく、他のWeb制作会社さんとやり取りをして見積りも取ったんですが、他の会社とは前向きになれず…。そんな中、筒井さんには、検索順位を上げるためにいろいろとアドバイスしてもらいました。
例えば「ビッグキーワード(1単語)じゃなくロングテール(複数の単語の組み合わせ)キーワードで検索上位を狙う」とか。
実際に、筒井さんが言うようにやれば効果が現れるし、リニューアル前と比べて、今では自社サイトでの予約がグンと増えましたね!
この業界はポータルサイトからの宿泊予約がほとんど。ホテル側にメリットもありますが、ただ利用手数料が大きいんです。
「別府 ホテル」「別府 ビジネスホテル」などの検索数が多いビックキーワードでSEO対策を施して、上位表示できれば、アクセス数は確実に増えるでしょう。
ただ、ビッグキーワードゆえに、ポータルサイトやJTBさんや楽天トラベルさん、Booking.comさんなどの旅行代理店のサイトが上位に連ねており、難易度が高い・・・。しかも大手サイトは独自で広告出稿も莫大な予算をかけて出稿しています。かなりの費用が膨らむため費用対効果に少し疑問がありました。
そこで、予算内で目一杯のアクセス数を増やし、アクセス数だけではなく実際の予約数を増やすためにできるコトの1つとして、ロングテールSEOを考え、ご提案させていただきました。
ホームページをどうやってビジネスに活かすのか、費用感をもって考えられるようになったのも、エルプラさんのおかげだと思っています。
安定して先の予約を満室にしていくこと…とか、将来につながるビジネスとホームページ集客の理想モデルまで考えるようになりましたね。
一新したホームページのおかげで業務への取り組みや意識も変わりました!
ホームページを作った後の反響や、変化はありますか?
リニューアルのタイミングに、ちょうど熊本地震があった頃で、いろいろ大変でしたね。ホテルも予約が埋まらず、復興割引クーポンなんかもありましたし。そのころからのお付き合いですが、いろんなわがままを言って作りこんでもらいました(笑)。
アクセス数を集めるには、やはりサイトデザインと写真が大事だなと思いましたね。とにかく写真を撮影して、差し替えて…という時期もありました。写真から伝わる情報が変われば、ホテルに対するお客様のイメージも変わっていくんだなと感じています。
サイトがどんどん良くなって、イメージも内容も明確になってくると、「サイトだけじゃなくて、商品そのもの(ホテルの設備やサービス)も良くしなきゃ、頑張らなきゃ」というスタッフの意識向上にも貢献していると思います。
ホームページはホテル(実物・現場)そのものを表現する媒体の1つですから、ホテル自体がさらに魅力的になれば、ホームページも自然と魅力的になりますね。今回のホームページがそのような意識付けのキッカケになれて嬉しく思います。
宿泊プランや客室紹介ページを充実させることで、お客さまにホテルに来る前から「疑似体験」をしてもらうことを心がけました。
例えば、お部屋紹介では「360度カメラ」を導入し、お部屋の中をパソコンやスマートフォンからでも確認できるような作りにしています。
現在では360度カメラは比較的多く使われる手法となってはいますが、導入した頃はホテル業界では珍しかった手法でしたね。車椅子でお越しになられたお客様が「事前に部屋の様子をじっくり見れてよかった。」と喜びの声をいただいたと聞いて、導入してよかった!と思いました。
カスタマージャーニーマップから得られた情報をもとに、コンテンツを再配置し積極的に情報発信ができるような作りにもこだわりました。
いろいろと話していく上で足りないコンテンツを一緒に作ったりしましたね。その中でもお客様と一緒に作った温泉紹介のページ(今も根強いアクセスを誇っていますね!)
ほんとっ、イロイロとチャレンジしましたね。
リニューアル当時(2015)と今ではまた考え方も変わってきていて、今はとにかくシンプルに、お客様が求める機能を絞っていきたいなと思っています。予約の入力やステップをもっと簡単にしてユーザーの使いやすさを高めたいですね。
あと、旅行・ホテル業界はここ数年、特にポータルサイトとメタサーチ(複数の検索エンジンを横断して調べられる)エンジンの影響がとても大きいですし。メタサーチから自社のサイトにもアクセスできるようになっているからこそ、もっと自社サイトを強化しなければいけないなと思っています。
制作側と依頼側 あと筒井さんとの「距離」の近さが良いですね
私たちの「ここが良かった」「ここはちょっと…」というところを教えて頂けますか?
ホームページ制作の会社には、いろんなデザインを扱ったり、業界専門です!みたいなところもありますが…。
何より、頻繁にやり取りができて、デザイナーさんの顔も見えたことが良かったですね。会って打ち合わせもできますし。お願いしている人が見える安心感と言いますか。
ただ…僕はとても良いと思っているんですけど…「筒井色」が濃い(笑)
L-planningのホームページでも筒井さん、たくさん載っているじゃないですか。
初めて会った時「あ、あの人が来た」って感じでした(笑)
しっかりした方だろうなと。自分よりずっと年上の方だと思っていたんです。貫禄があるというか。でも、話しているうちに冗談も通じるし、実は自分とほぼ同じ年でしたし。
制作以外にも、インタビューや勉強会を熱心にしているブログを見て、さらに信頼度が上がりました。これも、筒井さんだからできることだと思うんですけどね(笑)
ありがとうございます(笑)
東京などの都心ではWeb関連の情報や使い方がとても進んでいるので、積極的に情報を集めに動いています。
都心のトレンドが大分県にはいってくるまでには2〜3年はかかる印象ですので、お客様に提案して、率先して活用してもらえれば、(お客様の)競合他社を出し抜くこができる。結果さらに勝ち続けられる!と考えているんです。
SoftBankの孫社長のタイムマシーン経営みたいな取り組みですね。
いつも助かってます。
また専門的で分からないこと、こちらの知りたいことも尋ねたらすぐに答えてもらえるし(Webのシステム暗号化とか)。本当に頼もしいですよ。
時間が経てば、きっといろんな対策や方法も変わっていきますし、アンテナを張って、前向きに情報を獲りに行くのって大事ですよね。
これまで以上のサービスと「新しい風」に期待しています。
今後の期待や要望を教えてください。
皆さん忙しそうなので、追加依頼を遠慮してしまいます…。画像の差し替えやメニュー表・工程スケジュールなどがあれば、もっと追加発注しやくなるかも。
でも、忙しそうな様子を見ると逆に安心しますね。人気が高い、いいサービスを提供しているという裏返しですから。
筒井さんもお若いし、これから会社としてどんどん成長していってくれるんじゃないかと思っていますよ。30代の私たち世代が中心になって、会社や世の中を盛り上げていこうって空気感がありますから。
私も、ホームページ制作のノウハウを次の事業に活かすには…とか考えるようになりましたしね。
ファッションや音楽と一緒で、流行りや傾向のデザインを提供することを考えると、サイト制作には若い新しい風も大切ですし。エルプラさんは若い社員さんも多くて、これもまた期待値の上がるポイントですね。
筒井さんのような、同年代の方が頑張っている姿を見ると励みになりますね。40歳になった時の成功している姿を想像しながら、お互いに頑張っていきましょう。
これからもよろしくお願いします。
別府第一ホテルの宇佐支配人、おいそがしい中、取材にご協力いただきありがとうございました。