INTERVIEW

お客様インタビュー

旧サイトの時には0だった「ホームページを見た。」と言って来院される方が、リニューアル後はかなり増えました。

かわのこどもクリニック様
2022.05
かわのこどもクリニック様
Client かわのこどもクリニック
かわのこどもクリニック 川野達也 先生 理事長 川野達也 先生
 
interviewer L-planning
アートディレクター 小野絵美 アートディレクター 小野絵美Ono Emi
パートナーライター 竹林

みなさん、こんにちは。パートナーライターの竹林です。
本日は、かわのこどもクリニック理事長 川野達也先生を訪ね、サイトリニューアルを担当したアートディレクター小野とともに、新サイト完成までの経緯と公開後の反響や想いをうかがいました。
ホームページ制作を検討されている方々の参考になれば幸いです。
では、体裁や遠慮は一切なし!の本音トークをお楽しみください。

目次
  1. いつかはエルプラでホームページを…と思っていました
  2. 最小限のやり取りで完成度の高いサイトを作ってくれました
  3. まさに「希望通り」 提案力が突き抜けています
  4. これからは情報量を増やすために更新を!
01.

いつかはエルプラでホームページを…と思っていました

かわのこどもクリニック様は、いつ、どのようなキッカケでホームページをリニューアルしようと思ったのですか?

川野先生

開業当時に制作したWebサイトが古くなったからですね。
正直な話をすると、開業時はコンサルタントから「まずは自院のサイトを作りましょう。今の時代、持っておかなければ話になりませんから」と、言われるがままに作りました。制作会社の選定もコンサルタントに勧められた会社に決めました。
ただ、できあがったのはインパクトも特別感もないようなフツーのサイトで、前サイトを公開した時から、実はやり替えたいと思っていたのです。

3年経って事業が軌道に乗ってきて、いろんな部分に投資することができるようになってきたし、業務内容や予約システムの運用方法なども変わってきたので、タイミングを見てリニューアルに踏み切りたいと考えていました。

L-planningを知ったキッカケは、何だったんですか?

川野先生

7年前(当時2015年)私が大分大学医学部小児科学講座で医局長をしていた時が、ちょうど「Webサイトを作り直そう」といったタイミングだったので、 県内Web制作会社を片っ端からリサーチしていたんです。その時にエルプラさんを知りました。数社に候補を絞って、コンペ方式で選考を行ってエルプラさんに決定しました。公開時には、私も非常勤の医局員スタッフとして掲載されたのですが、それを見た時は、やっぱりうれしかったですよ。完成形を見て「イイ!」と思いましたね。

小野

開業される前から、エルプラのありとあらゆることを…ホームページ制作費用がどれくらいかかるのかまでご存知でしたよね。

川野先生

見積で制作価格を見ていたから、どんなプランがあるのか、オプションも価格帯もすべて知っていました。開業の時には「正直頼めないな…軌道に乗ったら頼みたいな」と思っていたんです。「いつかはエルプラに」という感じでしたね。

同業他社が数多くある中で、なぜ私たちを選んだのですか?

川野先生

前職(大分大学医学部小児科学講座)でのサイト選定の時から感じていましたけど、エルプラさんって、自社のホームページが他と全然違いますよね。筒井さんがポージングをしていて(笑)。これまでの歴史と成功までの軌跡をつづっていらして、インパクトがありました。それを見て、「ここは違うぞ」と感じました。よそにはこんなホームページ、ないですよ。
他社のサイト(当時)は、1ページで長尺の書き物という印象のものが多かったですし。競合もなく、エルプラ一択でしたね。

02.

最小限のやり取りで満足度の高いサイトを作ってくれました

制作時の対応や印象的だったエピソードがあればお聞かせください。

川野先生

チャットワークでのやりとりは、とても便利でした。コロナの流行も重なったし、打ち合わせの回数が最小限に抑えられました。それでもPDFをアップロードしてやりとりをしながら、ものはしっかりと出来上がりましたからね。
以前のサイトを更新・変更していた時は、言葉で「〇ページの××行目の◇◇を△△に変えてください」と伝達していたんです。
でもエルプラさんは、全ページのPDFをチャットワークで送ってくれて、そこに書き込めば反映してくれたので、やりとりがとても楽でした。

小野

サイト上でターゲットがどのような情報を求めているか調査を行いましたね。
たとえば予防接種の場合、◯◯と◯◯に対して調べられているという検索情報と、川野先生が現場でよく聞かれる質問やできごと。双方を照らし合わせて、打ち合わせの内容を絞りつつ、深堀していきました。そうすることで、本当に必要としている情報を効率よくヒアリングできたので、打ち合わせ回数も最小限で済んだのだと思います。

バブルチャート
サジェストワードをニーズごとにグルーピングし、検索者のニーズを視覚化
川野先生

それから…大量の宿題がドンと届くんですよ(笑)。あれほどのボリュームのサイトを作るためにはこれだけ必要なんだと、納得しながらやりましたが…辛かった。
結構な量を書き込みましたからね。スタッフができるところはやってもらうけれど、9割くらいは私が書いた内容だったので。
でも、見てくれている人は「わかりやすい」と評価してくれていますから。その辛さの分だけ、想いや伝えたいことがしっかりとサイトに載りましたね。

ホームページ公開後の反響・結果はどうでしたか?

川野先生

当院に来る方が、ホームページのことをコメントするんです。
以前のサイトはありきたりな感じだったので、「ホームページがいいですね」「見てきました」と言ってくれる人は1人もいませんでした。
今回公開した時は、「スタッフのあいさつまで入っていましたね」「動画がありますね!」といったコメントを結構いただいています。
サイトに動画を入れたのはエルプラさんからの提案で、オプション動画入りのマックスプランをお願いしました。動画撮影には、クリニックや病児保育立ち上げの時からのスタッフに協力してもらったのですが、本当に感謝しかないです。
来院者がスタッフの名前を覚えてくれていたりするんですよ。サイトが際立っていないと、コメントなんてしてくれないでしょう。

小野

病院に来てくれるお母さんたちに、Googleフォームを使って事前にアンケートを取りましたね。お母さんたちは情報が欲しいですから。実際に、リニューアルサイトにあるとうれしい情報や意見がどんなものかをリサーチしたくて、2ヶ月間ほどデータを集めました。
そして、川野先生にはアンケートに対する答えをたくさん書いてもらいました(笑)。

アンケート集計結果
お母さんたちのニーズを探るために2ヶ月間アンケートを実施。
川野先生

データがたくさん集まって、それがすべて私の宿題になってやってくると(笑)。私が答える内容は、お母さんたちが聞きたいことであり、生の声ですからね。「がんばって書かなきゃ」と思いましたよ。宿題のページも、見てもらえるとうれしいですね。

小野

ユーザーが求める情報をしっかりと掲載した結果、「大分市 小児科」の検索ワードで1位になりました。(2022年5月時点)検索側でもしっかりと結果にあらわれていますね。

リニューアル後の検索順位 アンケート集計結果 アンケート集計結果
2022年6月時点では「大分市 小児科」の検索ワードで2位。1位は県内の小児科紹介サイトなので、個人のクリニックで絞ると1番目の表示になります。

今、ホームページをどんなふうに活用していますか?

川野先生

病院から直接的に「サイトリニューアルしました!」と案内することはありませんが、予約専用サイトのトップ画面に、公開情報とリンクを載せています。
かかりつけの病院って、予約サイトしか見られなくなってしまいがちで…。万人に向けた情報よりも、予約を入れようとして専用サイトにアクセスしがちなので、予約画面から公式サイトにアクセスしてもらうようにしています。

03.

まさに「希望通り」 提案力が突き抜けています

かわのこどもクリニック様から見たL-planningのいいところ、悪いところを教えてください。

川野先生

実は、大分大学医学部附属病院高度救命救急センターのホームページを見た時、「あ、エルプラさんが絶対に作ってるよな」と思ったんです。もちろん、エルプラさんが作ったとは知りませんでしたけどね。ドクターヘリが出てくる空撮の動画は、まるでテレビドラマのようで。これだけのことをやるのは、大分ではここしかないだろうなって。

小児科学講座のときもそうです。入局員が増えてほしくて作ったサイトでしたが、実際に働く医師の日常が紹介されていて、本当に希望通りのものができあがっているんですよ。「そうなるだろう」と思いながらお願いしましたしね。ただ提案力が、そのさらに上をいってくるんですよ。

医局のホームページを公開したあとに「どこで作ったの?」「ホームページを作った会社を知りたい」と地方の大学病院の小児科の先生たちから問い合わせがきていたそうです。同業者(医師)にとって、魅力的に映ったということですよね。

良くなかったところは…ありません。宿題の量以外は(笑)。ただ、宿題の多さは諸刃の剣なので、いいものを作ろうとするなら、がんばらなければいけない部分です。それ以外は本当に、ないです!

04.

これからは情報量を増やすために更新を!

かわのこどもクリニック様から、L-planningへの今後の期待・要望はありますか?

川野先生

もう、申し分ないですね。何かあるかな…。

小野

これからは保守やメンテナンスの方で長くお付き合いさせていただくことになりますので、その点ではいかがでしょうか。

川野先生

そういえば、私が自分から作ってほしいとお願いした「お知らせコーナー」が、まだ1回も更新できていないんですよ。
予約サイトの方は、かかりつけの人しか見ないから、最新情報も更新しているんですがね。
どうしても、モチベーションを公式サイトへもっていけなくて。ホームページで満足しているので、お知らせというお知らせも…。実務的なお知らせが多いせいか、それをホームページの不特定多数が見るところに上げていいものか迷ってしまうんですよ。

小野

実は、かわのこどもクリニックさんのページで症状別のコンテンツがありますよね。このページも、Google検索上で上位にいるんです。あのページ、とても評価が高いんですよ。
圧倒的な情報量ですからね。ターゲットが欲しい情報を的確に掲載している点でGoogleの評価がとても高くて。固定ページの他に、先生が更新できる「お悩み別コンテンツ」のページを活用して、そこで更新されるとサイトの評価がもっともっと上がると思います!

川野先生

公式サイトはどうしても達成感があってね。できた!終わった!みたいな(笑)

小野

これからは、情報をさらに蓄積させていきましょう!
弊社も無理なく更新できるよう引き続きサポートさせていただきます!

川野先生!ご多忙の中、取材にご協力いただきありがとうございました!

今後とも末永くよろしくお願いします!

かわのこどもクリニック様のホームページ
取材日時:2022年5月
取材:竹林みか 
撮影:Photostudio PASSION
制作:首藤洋志