INTERVIEW

お客様インタビュー

”今”に合うイメージとセルフブランディングを実現。サイトリニューアル後は若年層の問い合わせが増えました!

鈴木 利枝様
2022.11
鈴木 利枝様
Client 鈴木 利枝様
和心 代表 鈴木 利枝様 和心 代表 鈴木利枝様
 
interviewer L-planning
クリエイティブディレクター 渋谷玲子 クリエイティブディレクター 渋谷玲子Shibuya Reiko
パートナーライター 竹林

みなさん、こんにちは。パートナーライターの竹林です。
本日は、別府市在住の津軽三味線演奏者 鈴木利枝様にお時間をいただき、サイトリニューアルを担当したディレクター渋谷とともに、新サイト完成までの経緯と公開後の反響や想いをうかがいました。
インタビューでの言葉は、お客様が実際に発言された言葉そのままを載せています。ホームページ制作を検討されている方々の参考になれば幸いです。

目次
  1. 時代にそぐわなくなったサイトを作り変えたかった!
  2. 今の時代に対応したサイトを作ってくれる期待感
  3. 細かいことも即対応 結果を出すためのサイト構成を考えてくれました
  4. 若い年代層の方からの問い合わせが増えました!
  5. 「公開してから」もよろしくお願いします!
01.

時代にそぐわなくなったサイトを作り変えたかった!

鈴木様

サイトは前からあったのですが、10年以上前に作ったサイトだったのでスマホ対応していなかったり、見づらかったりして、時代に合ったものにリニューアルしたかったんです。
バタバタと忙しくしていたところ、ちょうどコロナが流行し始めて「時間ができた、今しかない!」という感じで制作会社を探し始めました。

以前の鈴木様のホームページ

既存のホームページは10年以上前に制作されたもの。スマホ対応がなく、お問い合わせへの導線にも問題がありました。

L-planningを知ったキッカケは、何だったんですか?

鈴木様

単純な話ですが、インターネットで「大分県 ホームページ制作」と検索した時に上位表示されたので。いくつかサイトを見た中で一番いいかなと思いました。

他の制作会社はどこも、ページ数や撮影の枚数や、ただ言われたものを作るというイメージでした。
エルプラさんは、「どうしたら生徒が入るか、演奏につながるか」といったような、ちゃんと収益やブランディング、その次につながるホームページを作ってくださる印象がありました。
依頼企業の売りだとか、打ち出した方がいいポイントなどをちゃんと考えてくれそうだな、と。サイトを作って終わりではなくて、その後も考えてくれるように感じましたね。

02.

今の時代に対応したサイトを作ってくれる期待感

同業他社が数多くある中で、なぜ私たちを選んだのですか?

鈴木様

エルプラさんのホームページに載っている社員さんの年齢層が若い。そしてフレンドリーな感じだったので良いなと思いました。

渋谷

初めての打ち合わせは、遠いところ弊社に来ていただきましたね。そこで三味線をお持ちいただいて。

鈴木様

会社の建物がオシャレで、いわゆる「会社」ではないなと。作っていらっしゃる方の世代が若いので、今の時代に対応していただけるんじゃないかなと思いました。

03.

細かいことも即対応 結果を出すためのサイト構成を考えてくれました

制作時の対応や印象的だったエピソードがあればお聞かせください。

鈴木様

いろいろありますね。印象に残っているのは、打ち合わせを何度も重ねていろいろ考えて下さって…撮影を能楽堂や別府市公会堂でやったりして、それに合うテーマで動いてくださって。本当に、マネージャーさんのようにやってくださいました。
こちらからも、いろいろお願いしましたけれど(笑)

渋谷

あまりお願いされた感じもないのですが(笑)

鈴木様

それと、細かいことでも尋ねるとすぐにお返事が来て、対応していただいている印象があります。ラリーでやり取りしましたね。

ここまでするんだ…と思ったのが、質問事項の多さですね。Q&Aの問い合わせにつながる部分ですが、三味線を習うことや演奏をやっている人に対するハードルを低くするための「こんなに質問されたの、生まれて初めて」くらいな量でした。おそらく、同じような業態のどのサイトよりも多いと思います。

渋谷

三味線教室に通いたいと思っている人や、演奏を依頼したいと考えている人は、きっと、聞きたくても聞けないことがたくさんあるんです。そのハードルをできるだけ下げてあげて、ありとあらゆる質問をたくさん盛り込んでいます。なので、鈴木様にご負担をかけているところには目を伏せつつ…。

鈴木様

大人になって、久しぶりに宿題をもらったような気になりました(笑)ドサッと。
料金や、キャンセルポリシーや教室場所はもちろんですが、コロナの対策をやっているとか、オンラインだとか、自分では気にならないような気付かないところまで項目がありましたね。

これまでは質問や問い合わせにすべて返信していましたが、サイトを見てくださる方は、気になる項目をきちんと確認して、理解したうえで問い合わせしてくれるので、細かい返信が減りました。
今は、たとえば「体験レッスンしたいけれどいつが空いていますか」ぐらい。以前は「体験レッスンの場所はどこだ、料金はいくらだ」と小さな質問にすべて返信していたんです。事務作業が軽減されましたね。

鈴木様のwebサイト「よくある質問」ページ。設けることで、問い合わせ前の疑問を解消する大きな役割があります。

渋谷

ちょうどコロナ禍で、イベントや出演がほぼない時期に来てくださって。いつ落ち着くかもわからない中で不安はありましたが、この時期こそ「趣味として習いたい」という人は増えていくんじゃないか、教室の部分を充実させていくのも1つだなと考えました。
これまでのサイトでも教室のことは書いていましたが、「申し込む人任せ」のようになっていたので、できるだけわかりやすく価格やレッスン時間や場所を載せて、ユーザーが求める情報を整理してあげることにしました。
そして、和楽器だけでなく他の楽器や英会話・ダンス教室といった多分野のあらゆる教室を見て分析しました。

同時に、演奏出演については、コロナが落ち着いたら問い合わせしやすいようにヒアリングをしながら内容を詰めていきました。
これまで演奏依頼をいただいた方に、メールや郵送でアンケートもお願いしましたね。アンケート項目は多かったですが、鈴木様とお客様の関係が非常に良好だったので、有益な情報を詳しく回答くださってたくさんの声が集まりました。
最初にアンケートの回答を見た時に、「こんなふうに感じていたんだ」「ここで困っていたのは意外だった」という気づきがあって、本当に役に立ちました。
イベントに関しては見せ方が難しいので、規模の大小、シーンや演奏パターンや曲目など、お客様から質問に上がっていなかったものも分類して構成を考えました。

04.

若い年代層の方からの問い合わせが増えました!

ホームページ公開後の反響・結果はどうでしたか?

鈴木様

公開していただいた時はまだコロナ禍だったので、直後に反響があったかといえばそうでもなかったのですが。収まってきてからは生徒さんの問い合わせが来るようになったのですが、層が変わりましたね。年齢層がグッと下がりました。

これまで教室は70歳前後の方が多かったですが、新しいサイトでは20~40代からの問い合わせが来るようになって。問い合わせをしてくださった方に、なぜうちにしてくれたのかを聞くと「和楽器は特に年齢層が高い先生が多いし、そもそもホームページがなかったり、自分で作った感じのものが多くて。ホームページを見て、その情報量が充実していたから」と。

イベント依頼も、今までは、知り合いや演奏会などで知り合った方からの紹介が多かったですが、全く知らないところからの依頼もあります。ある企業さんからの依頼で、私の演奏をどこかで聞いたのか、誰かからの紹介なのかと尋ねたら「とにかく式典で誰かを呼びたいとなって、ネット検索して出てきた」と言われました。「聞いたことのない人に頼むのは不安じゃないですか」と聞いたんですが、「ネットで情報が充実しているので大丈夫かな」と言われましたね。
その担当者さんは30代くらいの経営者の方で、もっと上の世代になると知り合いで探す感じなのでしょうね。

コロナの時期や季節によっても問い合わせの数は変わりますが、口コミではなくて、私とこれまで全く接点がなかった方からの問い合わせが明らかに増えています。三味線に一見興味がなさそうなタイプの方、たとえばギターやバイオリンのほうを選びそうなイメージの方からの問い合わせもありますね。サイトがオシャレになった効果だと思うんですけどね。

今、ホームページをどんなふうに活用していますか?

鈴木様

演奏会の依頼も、生徒さんの問い合わせも全体的に年齢層が若くなったのと、意外に県外の生徒さんが増えました。別府市在住と掲載しているのですがね(笑)

渋谷

以前のサイトは、問い合わせの導線がわかりづらく、問い合わせをしにくかった、もしくはフォームの動作が不安定でメールが届かないこともあった、という問題がありました。サイトを見られた方が、そこからどんなふうに閲覧するだとか、必要な項目を盛り込んでいれば問い合わせがしやすくなるか、といった点の改善を行いました。

全体を通して重要視したのは、鈴木様のブランド化ですね。ビジュアル面も魅力的な方なので、これを活かしたい、カッコよくしたい!というところにこだわりました。以前はどこかかわいらしさが強めでいらして。

鈴木様

あれ、20歳の時の写真でして(笑) いつまで使うんだろう、どうにかしたいと…

渋谷

そのビジュアルを活かしたいと思って、今の鈴木さんのイメージとビジュアルを意識して撮影にもこだわりました。いろんな撮り方を提案しお願いしましたよね。

鈴木様

夏の暑い時に振袖を着て、外で撮影しましたね。

色々な衣装と場所での撮影でしたが快くご協力いただき、格好良いビジュアルをたくさん創ることができました。

渋谷

写真も他で使ってくださっているようで、暑い中がんばった甲斐があったなと思います。その後メディアにも出られていますし、(サイト利用者の)若返りの要因になったかなと思いますね。

「この人に依頼したい」と思うものがあれば、突出するように作りたいと思っていました。
三味線を習いたいと思っている方からすれば、ホームページでそのお姿をバシッと出されていることで、「この人が演奏して(三味線を教えて)くれる」というイメージが現実的になるので、問い合わせするまでに既視感が生まれて、よりハードルが下がる印象がありますね。
また、実際に演奏している様子もページに掲載したいと思っているんです。今、演奏されている様子を公開しているところは…

鈴木様

Youtubeで一部公開はしていますが、やはり音がウリなので、演奏を依頼したらどんなステージになるんだろうと思われる方に「こんな感じですよ」とお知らせできたらいいなとは思いますね。
Youtubeを繋いでいただいているのですが。

渋谷

これを活かせれば、「こんな演奏する方なのだ」という高揚感が増す感じになるでしょうね。

鈴木様

トップページをスクロールすればその映像が見られる、となるといいですね。
今は(Youtubeのボタンを)ワンクリックする操作が必要になるので、どんな曲目だとか、演奏の雰囲気や曲の長さなど、わからないことがいろいろあるだろうと思いますね。

渋谷

音を載せるのが一番なのですが、映像を載せるのは厳しいこともありますよね。練習をしたりとか、映像と音を合わせたりだとか。音だけでも短めの尺で、プレイリスト(を載せるの)もありかもしれないですね。MP3で再生させたり。

鈴木様

それはCDからでも取れますね。

渋谷

実際に演奏をリアルで聴くと、「あれも知ってほしい」「この迫力を伝えたい」という思いが湧いてくるんです。演奏は生ものですから、生で聴くインパクトとは違ったものがあるでしょうが、鈴木さんの良さや素晴らしさをもっとアピールしたいなと思いますね。

05.

「公開してから」もよろしくよろしくお願いします!

鈴木利枝様から見たL-planningのいいところ、悪いところを教えてください。

鈴木様

良かった点は重複しますが、感覚が若くてオシャレな社員さんが多いので、フルにカスタマイズして作っていただけるところ。そして、対応が早い。チャットワークなど使ってすぐに連絡が付くところ。それと、細かいことを話しても、嫌な顔をせずに対応してくれたところですね。

特にマイナスなところはなかったのですが。私がそれまでアナログな人間で、チャットワークの操作も当初はついていけなくて(笑)
スパンが長くて時間がかかった、というのはありますかね。予定スケジュールからは随分押したのですが、コロナ禍でしたし、公開を急がなければならない状況でもありませんでしたから。

渋谷

そうですね、結構かかりましたね。撮影を2回に分けたりしましたから。

鈴木様

当初は半年くらいを予定していたのですが、1年近くかかりましたね。あと、初めのころは「和心のホームページを作っていただく」と思われていたようですが、私としては自分自身のホームページで、その中に教室と演奏と、いろいろと総合的なものを作っていただこうと思っていたので、その行き違いがあったかなと。

鈴木利枝様から、L-planningへの今後の期待・要望はありますか?

鈴木様

サイトは”完成して終わり”ではなくて、時代とともにどんどん変わっていくものだと思うので、それに対応して更新していただいたり、先ほども話に出たような動画を載せるとか、ちょっとずつ改良を重ねていっていただきたいなと思っています。

渋谷

やりたいですね!

鈴木様

意外と私の知り合いの中に、エルプラさんでホームページを依頼しているところが多いんですよ。中国茶の三国志さんと「あれ、エルプラさんですか」と話したり。うを清さんも演奏でうかがってアンケートをお願いしたときに「エルプラさんなの?うちも」といった話が出ましたよ。
これからも、いろんな情報やアイデアをいただきたいと思っています。

鈴木利枝様。ご多忙の中、取材にご協力いただきありがとうございました!

今後とも末永くよろしくお願いします!

鈴木利枝様のホームページ
取材日時:2022年11月
取材:竹林みか 
撮影:L-planning
制作:首藤洋志