ホームページを制作する前に知っておいてほしいこと　Vol.01

by Tsutsui · 公開 2015/01/21 · 更新済み 2015/01/24

先日、知人からホームページの制作を検討しているので
アドバイスが欲しいとの連絡がありました。

よくよく話を聞いていると、現在弊社に問い合わせをいただく企業の方と
同じ悩みでぶつかっているというのが良くわかりました。

共通の問題＝パターン化されているという点もあり、まとめの意味もこめて、
「ホームページを制作する前に知っておいてほしいこと」
ということでブログに記しておきたいと思います。

（全３回シリーズの予定です）

第1回目は

弊社にいただくよくある問い合わせの中に、

このような話は必ずと言って良いほどよくある話です。

確かに「前提条件」が合っていれば、結果的にうまくいく場合もありますが、
多くの場合は、デザインや機能面での話（表面的に見える部分）で終わって
しまいがちです。

（ここでの前提条件は、既に売れる仕組みをネット以外で持っている場合としています）

しかし、ホームページだろうと、店舗販売だろうと、購入（または利用）に
つながり、最終的にはファンになっていくには順序というものがあります。

お客様の視点で考えると、

「知る」⇒「検索する」⇒「他社と比較する」⇒「買う・体験する」⇒「利用する」⇒「ファンになる」

自社の視点で考えると、

「知られる」⇒「検索される」⇒「他社と比較される」⇒「購入・体験される」⇒「利用される」⇒「ファンになってもらう」

という動きになります。

ホームページにたどり着いて初めて情報を見てくれるという動きは、
「検索する⇒他社と比較する⇒買う・体験する」のセクションです。
（※一般的に制作会社と話すのはほとんどがこのセクションの内容だと思います。）

しかし、まず第一に重要なのは「知る」のセクションです。

インターネットの場合において、

「そもそも、そのサービス（または商品）は知られているのか？（市場はあるのか）」

を判断する基準ですが、

市場規模＝知られている、探されている件数＝検索数

というふうに考えることができます。

反対に言うと

インターネット上で検索数がない＝売れない

ということです。（当たり前といえば当たり前ですが）

しかし相談いただく多くの事例として、この「知る」のセクションがずっぽりと
抜け落ちてしまっている場合が多いのです。

どんなに綺麗なサイトを作っても、役立つ情報を多く載せても、
そもそも知られていなければ、
ネットの世界で勝ち残っていくことは出来ないということです。
（店頭販売でも結局は同じなのですが）

ではどうすれば？