『顧客視点でホームページを作るから売上は上がる!vol.3』
この連載でお伝えしようとしているのは
「顧客視点でホームページを作ると売上が上がる」です。
1.顧客視点でホームページを作るから売上は上がる!
2.売上はどこから?
3.売上を作る力=価値の提供力 ←前回のテーマ
4.価値って? ←今回のテーマ
5.価値を知るには?←今回のテーマ
6.価値は使い方に現れる!?←今回のテーマ
7.使い方を知る調査とは?
今日は4~6の「価値」の話なのですが、
「3をすっとばした?」と突っ込まれそうなので、ご説明を(笑
実は、3の「売上を作る力=価値の提供力」は、前回のこの1文に、該当します。
だから、「売上を伸ばせ!」とか「売上が下がってきた、どうしよう?」
と自分やスタッフの頭に投げかけている限り、解決方法は浮かんでこない。「もっと売上を伸ばせ!」ではなく、
「競合他社より自社の商品に、価値を感じてもらうには、どうしたらいいか?」こういう風に言い換えて、自分(スタッフ)に投げかけないとダメなのです。
売上を作るには、価値を提供しなければならない、
つまり、売上を作る力は、価値の提供力 とも言えるのです。
では、今日の本題へ!
さて、その「価値」って?
あなたは、自社の価値を答えられますか?
(「価値」ではなく「強みは?」と聞き直すと、答えられますか?)
私たちは、
「価値は『お客様が感じていること』という風に考えています。
そして、お客様が商品を使う時(買う時ではなく)に、価値を感じる。」と。
例えば、
メガネ拭きシートの価値を感じる時は、
愛用の眼鏡が汚れて落としたい時ですよね?
ブランドの服も、着る服が欲しいから買いたいからじゃなく、
大事なプレゼン(使用場面)があるから、いつもより高いジャケパンを買う
婚活で異性に好印象を持って(使用場面)もらいたいから、ここぞ!の勝負服を買う
つまり、『使う場面にこそ、価値は現れる』と考えることができます。
そう考えていくと・・・
自社の価値は、自分たちでは定義できず
自社の商品・サービスをお客様が使う場面を知ることで、
はじめて定義することができるのです。
弊社スタッフ清水のブログでも、
「ニーズ」という表現で同じ内容に触れていますので、
合わせて読んでいただけると、理解が一層深まると思います^^
・「ニーズ」は利用場面に現われる!(https://l-planning.jp/2107/)
・「ニーズ」は利用場面に現われる!2(https://l-planning.jp/2153/)
ちなみに、日本でもっとも有名なコピーライターの一人
(「ほぼ日(http://www.1101.com/home.html)」といえば分かる人もいらっしゃるかも)の糸井重里さんも
同じようなことを言っています。
言葉を引用させて頂くと・・・
「商品の送り手は、その商品を使う人の生活を想像することから絶対に逃げてはいけない。」
表現は違うけれど、意味することは、同じですね。
自社の価値は、お客様が自社商品・サービスを使用する場面に現れる。
だから、使用する場面を知ることで、はじめて自社の価値(=強み)を定義できるのです。
3回に渡って書いてきました「顧客視点でホームページを作ると売上が上がる」を
今一度まとめておくと・・・
・売上は、お客様の価値の総和である。
・お客様は他社商品・サービスよりも価値を感じて商品を買う。
・その価値は、商品の使用場面にあらわれる。
次回が最後(の予定)。
使用場面をどうすればリサーチできるのか?
(私たちがどのようにしているのか)
について話していきたいと思います^^