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代表メッセージ

 

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「一生、付き合いたい。」
そう思ってもらえる会社でありたい。

ホームページを一生の仕事にしようと思ったキッカケ

私が小学生のころから描いていた夢は、今とは違う職業の「大工さん」や「建築士さん」でした。
“ものづくり一家”と呼んでも過言ではないと思いますが、祖父は土木系企業出身。父は制御システムの設計・製造。親戚は家具職人。
モノをつくるということが幼少期の日々の生活の中にあふれていました。

大学では建築学科に進学し、夢に向かっていましたが、
大学2年生のカナダ留学時に、人生の大きな転機を迎えました。

「ITという可能性との出会い。」

留学前の日本では、パソコンとインターネットが普及しつつありましたが、
家でインターネットをするというより学校のパソコンで、調べ物をする程度の利用でした。

しかし、カナダでは、ITの利用がはるかに進んでおり、一家に1台必ずパソコンがあり、
Skypeを始めとする無料で利用できるサービスが普及し始めている時期でもありました。
そして、ネットを駆使して起業するルームメイトがいたりと・・・カナダでの出来事すべてが、
カナヅチで、ガツーン、ガツーンと殴られるような体験でした。

建築家としての人生をこのまま進むべきかどうか悩みに悩んだ末、私はITを自分の人生に選びました。
(もちろん、ITってなんだかかっこいいな〜、儲かるんじゃないかな〜という思いも・・・なかったと言えば嘘になりますが・・・)

なぜ、自分は大工さんや建築士さんになりたかったのか。
自問自答していくうちに、「ものづくり」を通して
「地域や利用する人を幸せにしたい。」からという一つの本質的な答えにたどり着きました。

その本質に向き合えたときに、「大工さんや建築士さんは、日本にたくさんいらっしゃるけれども、
ITを社会に役立てる方法を広める人はまだ少ない!伸ばしていく人や会社が今後必要になってくるはずだ!
特に大分県という地方ではなおさらだ。」という想いが芽生え、地方をITで活性化するというミッションを掲げました。

その熱い思いを日本に持ち帰り、帰り着くやいなや想いに賛同してくれた友人と一緒に学生ベンチャーを立ち上げました。
学長や学校関係者を説得しながら、最初に立ち上げたのは、大分大学の学生のための情報共有サイトでした。

これは当時、紙媒体でしか情報を得ることができなかった環境をいつでもホームページを通して
情報を仕入れることができるという結果を生みましたが、最終的には集まった同志が生活できるほどの賃金が稼げず、就職活動時期を迎えたみんなは、就職を選び解散しました。

ひたすらに、がむしゃらに走り続けた日々。

徹夜を数日繰り返しても、疲れませんでした。
ただ自分たちのやりたいことに向かった日々、ベンチャーでの作業、アルバイト、学業の繰り返し・・・。
学生ながら、誰より社会人よりも必死に働いている自分達に自己陶酔していましたが、
勢いがあってもお金を生まなければ会社はやっていけないことを身を持って経験しました。

ただ、留学先で、決めた自分の意志は消したくない、そういう想いでいた時に、
前職の社長と出会い、事業部としてホームページ制作事業を任せてもらえるチャンスをいただきました。
学生時代の経験を生かして、いかに収益をあげるか、必死になって1年〜2年。

3人を雇用し多くのことにチャレンジしましたが、事業部としては大赤字を出す結果に。

「売上が上がらない」
「なぜこんなにがんばっているのに結果がでない」
「お客様は私達のサービスを必要としてくれないのか。」

苦悩した結果、「安くサービスを提供し数を売れば・・・」と思い低価格で提供することに。
10万20万と安ければ飛びつくお客様が増えました。
数が増えて作業が増えて、ただ作るだけ。
まるで機械がホームページを作る、何も思いいれもないホームページが量産されていくばかり。

結果、「お客様の求める成果」、「事業部としての結果」を出せず、振り回されるスタッフはやがて疲労困憊に・・・。
「地域や利用する人を幸せにしたい。」と思ってはじめたサービスなのに、それを作り出す自分やスタッフが幸せになっていない・・・。
こんなはずじゃない!と思っても、すぐに答えは出てきませんでした・・・。

挙句の果てに、当時お世話になっていたコンサルタントの先生から言われた一言。

「お前は口ででかいこと言う割には、全然結果が出ないよね。」

天狗になりかけていた自分の鼻をへし折る強烈な一言。
そしてこの一言は、私の人生の中で最も悔しかった一言でした。

夜も眠れず、しかしごもっともな一言。わかっているけど、悔しくて悔しくて涙してしまった日も。

いったい周りと何が違うのか。なぜ求める結果がでないのか・・・
色んな書籍・セミナー・コンサルタントの先生の教えを通して、いろいろと勉強しました。

価値が伝わらないから、価格だけで判断される。

お客様のことをたくさん知ることを大切に。

そもそもお客様は、ホームページを自社のビジネスにどう活用したら良いかわからず、
相談される時に「ホームページを持ちたい」ということしか要望がありません。

「持ちたい」から「作ってあげる」という御用聞きでは駄目だ。
「売上をあげたい」から「ホームページをこう活用しましょう」
そして御社のビジネス、御社の特徴、御社のお客様の悩みは?たくさん知ることから始めました。

提案もひな形の提案書と見積もりを持っていくのではなくて、一社一社しっかりヒアリングして、作るようにしました。

そうしていくとようやくギリギリでしたが黒字を達成し、法人成りして、新しいメンバーを加えて、7人【そのうち1人育休】という体制へ。

ホームページはただの会社情報を発信する名刺じゃない。
売上をあげるツール。営業や現在配布しているチラシやDMと連動させて会社の売上を大きくあげるツールです。

そして何より「あなたの商品と想い」を待っている人とを繋ぐツールだと考えています。

中小企業の経営者は、戦略・戦術、営業、日々の業務、人事、経理・・・と多くの事を一人で抱えています。
特にホームページ戦略に関しては「自社のビジネスにどう活用していったら良いかわからない」という方がほとんどです。

しかし、中小企業こそホームページを活用して、自社の魅力、強みをしっかりと発信して伝えていくべきだと私は考えます。

売上をアップしたい、事業を拡大したい、想いや技術を世に伝えたい。
そんな想いを持った経営者の方なら、私たちは、きっとお力になれます!
そのためにも「一生つきあいたい」
そう思っていただけるような会社づくりをこれからも目指していきたいと思います。

このページを最後まで読んでいただきありがとうございます。
これまで周りの成功者の方々やこれまで私を支えてくれた方々のアドバイスがなによりの励みとなりました。
私でもあなたのお力になれる事があるかもしれません。どうかこれをみているあなたも一人で悩まずにお気軽にご相談ください。

筒井崇