ホームページを制作する前に知っておいてほしいこと Vol.02
大分のホームページ制作会社 L-planningの筒井です。
「ホームページを制作する前に知っておいてほしいこと」のシリーズ第2回目です。
第2回目は
「ホームページは会社名で売るのか?商品名で売るのか?それとも・・・」
というテーマでお伝えします。
前回の記事で、
どんなに綺麗なサイトを作っても、役立つ情報を多く載せても、
そもそも知られていなければ、
ネットの世界で勝ち残っていくことは出来ないということをお伝えしましたが、
今回は、実際に「知る」というものをもう少し掘り下げて考えていきましょう。
自社の商品やサービスを考えていただきたいのですが、
あなたは自社のサービス(または物)を売る際
課題解決の方法を売っていますか? それともブランドを売っていますか?
会社名やサービス名で検索をされる=知られている=認知されている
というのは、多くの場合、お客様に知らせる手段というのを別に持っています。
例えば、
- メディアへの露出(テレビ出演、雑誌への掲載、ラジオ、新聞など)
- 対面での名刺交換、紹介の機会
- 展示会や催事への参加
- DM
- 口コミ・・・
など自社のサービスを知らせるキッカケを他の媒体を通じて行っています。
この場合、お客様となる人がホームページを訪れる際の検索キーワードの中身は
- 「ブランド名」
- 「会社名/代表者名」
- 「サービス名/商品名」
などの固有名詞が一般的です。(または直接、ホームページアドレスを入力して検索)
しかしこれまでの経験上、中小企業のサービス名や会社名というのは、
検索数がそもそもそんなに多くないというのが現実です。
(特に全国区ではなく、地方ビジネスであれば尚更です)
経営者の悩みとして、
- メディアへの露出は費用がかかる
- 広告掲載費用を抑えたい
- できるだけコストをかけずに売上を上げるにはどうすれば・・・
多くの中小企業が同じような悩みを抱えています。
そのような悩みを抱える企業が、第1回の記事で紹介した
- こんなデザインにしたいと思っている(シンプルに写真を載せて、文字は少なく)
- ショッピング機能をつけたりも検討しているけど、売るにはまずホームページがないと・・・
- 新しいジャンルのサービス(または物)を全国に展開しようと思っていて・・・ホームページがあれば売れますよね?
というような考えをしていると、正直まず売れません。
「認知」をさせる費用=広告費をかける費用を確保できない場合は、
上記のような考えでホームページを制作するとまず失敗します。
では、どうするか?
続きは、「Vol.03:中小企業は課題解決の方法の提案で物を売る!「専門店型サイト」を目指す」で書いていきます。