地道力−目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない−
大分のホームページ制作会社 L-planningの筒井です。
先日、知り合いの社長より薦めていただいた書籍「地道力」を
読んでみました。
全国に2,700名のスタッフを抱える美容グループ「株式会社 アースホールディングス」
代表の國分氏の起業から現在に至るまでを綴った書籍です。
個人での経営の限界の気づきから、店舗拡大までの苦労や苦難、
それに対しどのように立ち向かって行ったのかが綴られた内容でした。
特に印象に残ったのは下記のポイントでした。
1.人脈形成とお金についての考え方
2.成功できる思考、成功できない思考
1.人脈とお金についての考え方
・ビジネスの7割は人脈。社長にとっての人脈作りはマーケティングの良し悪しと
言っても過言ではない。身近に感じてもらい可愛がってもらうことが重要。
・相手に印象を残せないより、悪い印象でも顔を覚えてもらう。そして、お金の重要性。
・アイディアがあっても実行に移す資金がなければいけない。
・自分の目標を叶える武器としてのお金。
・年収が億単位の著者でも、移動は公共交通機関だったり自転車。
・缶コーヒーも節約。
著者が実践してきた内容だけあって、非常に説得力のある言葉でした。
特に、「アイディアがあっても実行に移す資金がなければいけない。」という部分は
常日頃から私自身考えているところでも有り、会社にいかに次の一手に投資できる
資金を作っていくかが重要なポイントだと思っています。
私たちが仕事の成果・結果としていただく「お金」。
活かすも殺すもどのような成果をお客様に提供したいかで打ち手が変わっていきます。
企業のビジョンを明確にして、しっかりと日々の取り組みを見つめていきたいところです。
2.成功できる思考、成功できない思考
見極めは、答えを○と×のみを持っている人。
△を言う、つまりどちらでもないことを言う人は駄目だと。そして、○を言うスタッフで育成してきた人が辞めることは多々ある。
しかし、辞められることを裏切りとは考えないようにした。(その考えに至るまでは、何度も苦悩と失敗があった)
ビジネスにおいて△という応えはありませんが、ついつい△の応えを言ってしまう
場合は様々な場面であるかと思います。
しかし△の答えしかもっていない場合、目標が達成できなくても、そこそこで
満足してしまいます。
答えが「◯」なら次の目標に向けて新たな挑戦を、「×」ならなぜ「×」になったのか、
自分の原因を掘り下げて考えることで、新しい工夫やアイデアに繋がります。
結果を曖昧にせず、次に繋げる思考が必要ですね。