5分で伝えるプレゼンテーションの素晴らしさ
オアシスタワーで開催された「おおいたスタートアップウーマンアワード2018」へ参加してきました。
おおいたスタートアップウーマンアワードとは
当事業では起業や成長を目指す女性起業家が、夢の実現のための新たな一歩を踏みだすことができるネットワークを拡げるため、県内6か所で女性起業家のこれまでのストーリーを届ける「地域カンファレンス」や仲間と出会う「起業家交流会」を開催してきました。今年度は54件のビジネスプランのエントリーがあり、書類審査より選出された23名のセミファイナリストより2次審査(公開プレゼンテーション)を通過した10名のファイナリストが決定。
事業の実現・成長促進を応援するサポーター企業や地域のサポーター、ご来場の観客の前でビジネスプランを発表します
とのこと。
今回、弊社のクライアントでもある株式会社AGCさんがファイナリストとして参加されたということもあり、また近年のビジネスモデルがどのような点が評価されているのか、一般向けにはどのようなモデルが支持されるのかのリサーチも含めて参加させていただきました。
会場には支援者の方や、これからスポンサーになる企業の方、一般オーディエンスも含め200名以上の方が参加されていました。
ファイナリストの持ち時間は各5分。
5分でビジネスモデルや想い、ビジネスに至るまでの経緯を伝えるには、相当なブラッシュアップとプレゼンする能力がないと難しいと考えています。
ましてや数百名を前にプレゼンするわけですから緊張もありスムーズに行くことの方が難しいと思っていました。
まず驚いたのはそのプレゼン能力の高さです。
相当な練習を重ねてこられたのだろうなと、その努力がにじみ出ているプレゼンを聞くことができました。
観衆を巻き込み、ぐっと引き寄せられる構成や内容に5分のプレゼンでもここまで伝わるのかと終始関心しきってしまいました。
プレゼン内容は様々。
内容をざっくり振り返ると、
- 既に事業としては確立しており、全国に拡大するために周知を目指しているもの
- 地域や産業の課題と向き合い、解決を目指しているもの
- セルフブランディングを行い、地域のローカルモデルとして集客につなげるもの
- 特定業種のマッチングを行うもの
- 海外の課題を日本国内で解決しようとするビジネスモデル
など、様々なモデルが発表されていました。
また、様々な手順を細分化し、新たにグルーピングすることで、短時間労働しかできない主婦層をまきこみ、好きな時間に仕事ができるように工夫しているものも数多く発表されていました。(この辺は当社も見習わないといけないヒントがたくさん隠れていました)
どのプレゼンも素晴らしく、これからの発展が非常に楽しみな内容ばかりでした。
今回のプレゼンを通じ、改めてビジネスの可能性というものを再認識できました。
普段自社の業界ばかりに着目しているとどうしても視野が狭くなってしまいがちですが、今回はその視野を拡げる良い機会となりました。
今後も大分県で様々なビジネスが生まれ、数多くの企業が雇用を創出していけると良いですね。
当社も負けずにビジネスをより強固なものにしていきたいと思います。