アフターコロナを見据えた取り組み
こんにちは、L-planningの筒井です。
新型コロナウイルス感染拡大にともない、日本においても緊急事態宣言が出されました。
コロナウイルスの影響が広範囲にわたり、かつ長期化していくにつれて、業種や立場を問わず大きな変化を余儀なくされています。
最近では、コロナウイルスに関するさまざまな災いをあらわす「コロナ禍(か)」という言葉を、インターネットやニュースで見かけるようになりました。
さて、今回は「コロナウイルス」が収束したあとのアフターコロナを見据えた取り組みについて話していきたいと思います。
コロナ禍で変化した働き方とサービス
今回の新型コロナウイルスは、ビジネスの根本となっていたあらゆる物事を、ほんの一瞬で大きく変化させました。今までの日本が培ってきたものが、強制的にリセットされたような感覚さえあります。
緊急事態宣言によって「モノ・人の動きが止まる」ことにより、これまでのビジネスモデルが完全に狂ってしまいました。
反面、コロナウイルスの影響で、日本国内でもリモートワーク化が一気に進みました。
今回をきっかけにリモートワーク環境を整えておくことにより、多様な働き方・人材を受け入れることが可能になり、コロナウイルス収束後の人材確保の幅が広がっていきます。
また、全ての業種にあてはまるわけではありませんが、リモートワークがもたらすメリットがあります。
まず、社員の出社ストレスが大幅に減りました。今はほとんどのスタッフが在宅で仕事をしているため、お客様とのやりとりはWeb会議システムを使用することが増えてきました。自粛が続く状況の中、アナログ主体だったお客様もデジタルに少しずつ慣れてきます。
今回の「コロナ禍」は、今までの仕事のやり方、効率化、生産性を根本的に見直していくきっかけになるのでないでしょうか。
コロナ禍でも売り上げが好調な企業
休業や縮小を余儀なくされている業界が多い反面、売り上げを維持・伸ばしてしている企業も存在します。そんな企業様を、弊社のクライアント様から2社ご紹介します。
・国産の杉板・羽目板のインターネット販売を行なっている「梅江製材所」様。
・干し椎茸の卸売・業務用販売を行う「マルトモ物産」様。
こちらの企業様に共通しているのは、普段から様々な情報を積極的に発信していたという点です。
HPだけでは網羅できない視点を、ブログや別の媒体(SNS、動画)を使って発信しているのです。
梅江製材所様はホームページを立ち上げた当初から「特集記事」を組み、様々な角度からの商品の魅力や知識を伝え、YouTubeの動画でもDIYの実例を多数配信しています。
そして、マルトモ物産様はブログ記事の更新頻度が高く、イベント情報や商品を使ったレシピを紹介しています。
また、どちらもコロナウイルスと自社の商品を紐づけた記事を更新し、世間の関心が高まっている情報を素早く発信しています。
このような情報の鮮度はもちろん重要ですが、普段から定期的に更新を続け、情報が増えると商材への信頼感が上がり、ホームページの価値が高まります。
この価値は、今回のように自粛生活からネットショッピングの需要が高まったタイミングで抜群の効果を発揮しました。インターネットに存在する数多の競合の中で、自社が選ばれる根拠になるのです。
今は休業や営業を縮小している企業様でも、アフターコロナを見据え、積極的にいろんな情報発信をしてほしいと考えています。
もちろん、今を乗り切ることはもっとも重要です。ですが、休業や営業の縮小でじっと耐え忍んでいるよりも、アフターコロナの世界を見据え、今できることを前向きに取り組んでいくことも大事にしていただきたいのです。
- 商品や自社を紹介するブログや記事を更新する
- プロモーションビデオを作ってYouTubeにアップ
- 販促物の準備
- 既存のカタログ・パンフレットを作り直す
平時であれば時間が取れず、ついつい後回しになってしまうようなことを見直すのもいいと思います。
今こそオンラインを主体とした働き方とビジネスが可能な体制を考えていきましょう!