ものづくり業界の新たな取り組み!お客様から嬉しいご報告。
先日、北九州市にある岡野バルブ製造のIoM事業部の担当者の方よりうれしい報告がありました。
同社が行っている「製造業のeコマース(IoM)」の取り組みが全国紙で取り上げられたとのこと。
こういう報告ってすごくうれしいですよね!
岡野バルブ製造さんと当社のお付き合いは2016年~。
主力事業の原発関連の仕事が激減する中、新たなビジネスモデルの構築を目指して若手中堅社員らがみずから新規ビジネスとして会社に提案を行ったそうです。
そんなときにホームページ制作とシステム開発の話をいただきました。
サービス自体は、
発注企業が求める部品の図面をサイトへアップロード。
その後流れにそって数量や予算、納期をサイト上で記載すると、登録されている鉄工所など150社にメールで配信。
受注を希望する会社が見積もりを提出し、発注企業は見積もりを比較した上で注文できる。
という構造です。(ものづくりの比較サイトというイメージです)
ものづくり業界というのは歴史が長いということもあって、すでに既存の流れが確立しています。
そんな中にこれまでなかったものを世の中に提供するわけですから、いろいろと超えなければいけないハードルも多々ありました。
しかし、この話をいただいた際「これはこれからの日本のものづくりには絶対に必要なシステムになる」と感じ、微力ながら協力をさせて頂いたことを覚えています。
と、同時に日本のものづくりの技術力の高さの凄さをあらためて感じることができました。
サイト公開後からは、
・これまでお取引のなかった大手電機メーカーや大学研究室からの発注もあっている
・売上高も2019年11月期には1億円に達する見通し
・22年11月期は5億円の売上を目指す
とのことでしっかりとサービスが動き始めたことを非常にうれしく思います。
新しいアイデアを持つこと、言うことは簡単です。
ですがそれを着実に実行し、サービス化するのはなかなか簡単ではありません。
それを実行し形にされている同社スタッフの方々は本当にすばらしいと思います。
ぜひこれからのものづくり業界を引っ張っていってもらいたいものです。
今回、このような機会をつくっていただけた岡野バルブ様、一緒にサービスリリースまで切磋琢磨していただいた担当者の皆様、制作をしてくれたスタッフやSEさんにあらためて感謝いたします。
■サービスサイト:http://www.i-o-m.jp/