「購入意思の強さ」でふるいをかける集客方法
大分のホームページ制作会社 L-planningの筒井です。
先日、面白いタイトルの記事を発見しました。
「もう、ネットだけやっててもダメ」「冷やかし客」が来ない店
記事をチェックしてみると、 家具専門のEC企業、
リグナが日本橋にショールームをオープンするとのこと。
(7月のプレオープン時からは、予想以上の来店があっているようですね)
ネットショッピングでの課題は、実際に手に取って確かめたりすることができない事ですよね。
書籍や日用品など低価格のものに関しては多少失敗してもリスクは少ないと思いますが、
金額が高額になったり、日常で短期間で消費できないもの
(一度購入すると長く使い続けるもの)に関しては、やはり目で見て確かめてみたいという気持ちがあります。
今回のリグナのケースで考えると、家具などの大型商品は
・座り心地
・素材感
・空間の雰囲気
などというのは触ってみたり実際に見たりしないと得ることが難しい商材ですよね。
それを解消するのが今回の新しい「ショールーム」というスタイルなんですね。
多くの小売店は店ありきのネットショップという風に考えているところが多く、
実際には店舗とネットのサービスが分断されているところも多く見受けられます。
しかし、今回のケースは、集客はネット。
しっかりと商品情報を熟知していただいた上で、ショールームに
来店していただくというスタイルと取っています。
ショールームの役割は小物商品などを置かず、「家具による空間づくり」を優先しているという事。
つまり、実際にモノに触れ、感じ、確かめる機能に特化することに注力しているということなんですね。
大きなスペースを最大限に活かす取り組みに注力されているようです。
結果、来店者の5割を上回る人が購入に繋がるという結果になっているわけなんですね。
既存の業界のスタイルに依存する訳ではなく、お客様のスタイルに合わせて
常に変化をしていく事が求められる時代ですね。
記事を読んでいるとすごく興味の出たショップでした。
9月の東京出張の際、実際に立ち寄ってみたいと思います。