お店のファンになる瞬間
大分のホームページ制作会社 L-planningの筒井です。
あと2ヶ月で2014年も終わろうとしています。
毎年のことながら1年が過ぎていくのは早いですね〜。
それだけ充実した毎日を過ごさせてもらっているということなんでしょう!
先日、中津市での商談の帰りに、スタッフと夕食をどこにするかを決めている際に
大分市の「龍の家」というラーメン屋に行こうという話になりました。
「龍の家」は福岡から進出してきたラーメン屋で、私も行ったことが無いんですが、
私の周囲で非常に評判になっているお店です。
ネットで調べると年中無休、さらに深夜まで開いているとの事でしたので、
22時をまわっていましたが、スタッフと行ってみることに。
お腹も減り、噂のお店ということもあって、ワクワクしながら出向いたのですが、
駐車場に行くと、看板の明かりが消えていました。
年中無休ではなかったのか?と思いつつも、駐車場に入って出ようとしかけた時でした。
店の中から全力で走ってくるお兄さんが・・・。
運悪く、当日は緊急の駐車場の工事が入ってしまったため臨時休業を
していたとの事でした。
そして、さっと車の中の人数を確認して、次回使えるサービス券を渡してくれました。
サービス券も嬉しかったのですが、それよりも駐車場に車の明かりが見えた途端、
自分の作業をやめて、全力で駆け出し、大きな声で謝罪をされる姿に、
私もスタッフも一瞬でそのお店のファンに成ってしまいました。
飲食店は、「味」が良いということはあたりまえですが、このような行動で、
一瞬にファンになってしまうこともあります。
世の中にファンを作る仕組みという書籍や方法論はたくさん溢れていますが、
なかなかうまくいっているところは多くはありません。
ほとんどがやらされていたり、会社のマニュアル通りになって感情が入っていなかったりと・・・
そんな単なる「仕組み」を受けてもファンにはなったりしませんよね?!
恐らく人気店ということもあり、私たちのように期待感を持って来店する人が、
その当日も多かったとは思います。
お腹が空いてやっとの想いでたどり着いたのに・・・と思う人もいたはずです。
商品だけでなく、周りの+αの情報やサービスがあってこそ、
本当のファンができるのではないかと改めて学ばされた瞬間でした。
次回、お店に行くのが楽しみです。