検索上位表示にまつわる「嘘」
大分のホームページ制作会社 L-planningの筒井です。
8月に入り、いよいよ本格的に暑くなってきました。
今週末はまたもや大型の台風が接近するようですね。
前回同様、大きな被害がでない事を祈るしかないですね。
先日、弊社のお客様より「SEO」についての連絡がありました。
SEO対策をしたいというわけではなく、「SEO」業者から営業の電話があったと。
電話での営業は
「○○でのキーワードで上位表示させます。このキーワードだと集客に繋がりますよ・・・」
ということで毎月数万〜数十万の金額を契約するケースがほとんどです。
しかし、ここで言いたいのは
「上位表示ばかりに気を取られすぎて、なにか大事な事を忘れていませんか?」
ということ。
セミナーを開催した際によくお客様から聞かれるのですが、
「○○万円で△△というキーワードを契約し、1位表示しているのに、売上に繋がらない」
「アクセス数は増えたのに成約率があがらない」
本当によく聞く言葉です。
はっきり言わせていただきますが、
「1位表示=成約率の向上」にはならないのです。
なぜこのような事が起こってしまうのか?
その多くの原因は
・ホームページの内容が良くなく、利用者にとって有益な情報が発信されていない
・選択しているSEOキーワードの選定ミス
が挙げられます。
SEOキーワードの選定ミスの方に関しては、悪質な業者は平気で嘘のキーワードを
勧めてくる場合でさえあります。
お客様が知らない事を良い事に、期待値だけをあげ、費用対効果の伴わない
キーワードでさえ平気で勧めてくる場合もあります。
どのような言葉が最終的に成約率をアップさせるかはトライ&エラーを繰り返し、
精度を高めていく必要はありますが、googleやYahoo!はどのキーワードが月に
何件検索されているかを調査する仕組みも無料で提供してくれています。
このようなツールを使用し、キーワード選定が合っているかを確認するのも
リスクを軽減するには役に立ちます。
一方、上位表示にこだわりすぎて中身が伴っていないケースも多くあります。
1位に表示されれば、
きっと購入してくれるだろう。サービスを利用してくれるだろう。
というのは甘い考えです。
そもそも全く自社の事を知らない人がやってくるのがホームページです。
そこに、
・お客様が必要としている情報がしっかりと掲載されているか
・他社のサイトには掲載されていない自社だけのオリジナルの情報はあるか
・このサイトで購入しても良いという安心感はあるか
・手に取って商品を確認できないお客様が満足できる情報が多く掲載されているか
などなど、お客様に寄り添った情報がしっかりと掲載されているかを
再度確認する必要があります。
googleやYahoo!は検索テクニックだけで上位表示されているサイトを評価しない
仕組みを取り入れています。更にその判断の精度は年々高くなっていっている
傾向があります。
現在、評価されているのは「コンテンツ力」です。
お客様がどのような情報を欲しているか?をよく考え、自社のホームページを
充実させる事が、最終的に成約率をアップさせるホームページになるのです。