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SAKURA

ローカルビジネスを行う中小企業の集客と利益最大化を目的とする
ホームページ制作会社 L-planningです。

 
新年度が始まる4/1 。
L-Planningの事務所の近くの公園の木々もきれいなピンク色に色付いていました!
 
毎年この季節が来ると、ここの公園の桜をスマホで撮影するのが個人的な恒例行事になってしまっています。
まぁ、だからって今年の「桜は色づきがいいなぁ!」とか感じ取れたりしているわけではなく、なんとなくスマホでパシャリと撮っているだけですが…。
 
それでも、去年を振り返って「確かこういうことがあったなぁ」とか「こういう話をしたなぁ」とか思い返すことはあって、来年また振り返ったときに楽しい感情だったと思えるように過ごしていこうと思えるから、短い時間ですが毎年続けてきて、大切な時間になっています。
 
 
桜の木にかけて、少しだけ色のお話を。
桜って色々な種類がありますよね?
Queen Of 桜の「ソメイヨシノ」、京都御所を訪れた時に初めて見て感動して一番好きな「シダレザクラ」、沖縄に住んでいた時にこれが桜だと気付くのに時間がかかった「カンヒザクラ」などなど、形も色も様々です。
 
 
 
 
みなさんは桜と聞いて、どんな形、色を思い浮かべますか?
 
 
オーソドックスに感じる桜の薄い紅色は一般的に「桜色」というダイレクトな名前で知られていますが、
日本の伝統色では「一斤染(いっこんぞめ)」という名前でDICカラーガイドに登録されています。
平安時代からある色で、この色を作る時の「紅花」という花がとても貴重で、その紅花をふんだんに使用して作られた色が「紅色」デザインでいうところのCMYのM100%の色だったりします。
なのでこの紅色の衣服を着たり使用するのに許可が必要で、天皇の許可がないといけなかったくらい。(天皇陛下ズルい!!!!!!)
 
そこで生まれたのがこの紅花を薄く使用して一般大衆でも楽しめるようにと作られたのが「桜色」「一斤染」の薄く淡い色だったりっていう歴史があります。
(紅花あんま使ってないから下々民つかってくるしゅうないぞ(笑))
 
あくまで色のイメージですが、紅色はすごく強調が強くアクセントとしてすごく目を引きますが、桜色は凄くナチュラルで強調はないけど、さり気なく周りに馴染んで見ていて安心感を感じませんか?
 
 
 
 
Pantoneが出す2024年の流行色も少し違いますが、「ピーチ・ファズ」という桜色に似た色です。
意味は、「自分自身と他人を育てる」という優しさや豊かさが込められています。
多様性で不確実性な時代でどんな個性にも馴染む淡い優しさが色にも表現されているのかなと感じます。
 
この4月の桜が舞う季節に、新しい暮らしを始める人、なにかに挑戦しようとする人、周囲の変化と環境変化にワクワクや不安を感じている人、出会いと別れが多いこの季節だから、この薄く淡い桜色をみると、安心するしどんな色にも馴染む桜色のように、すごく多くの可能性を感じたりします。
 
美しいものは短命というように、そんな桜もすぐに散ってしまうので、そのときは少し寂しくもなりますが、「また来年」と1年を頑張ろうという気にもさせてもらいます。
 
 
これから始まる新生活、新天地、学校、会社、人の数だけ挑戦や不安がある季節。
お仕事であるデザインはもちろん、日常の会話つながりを通して、挑戦や夢を応援しています!
 
「扇にて酒くむ陰や散る桜」
 
そんな感じで、とりあえず桜を見ながらBBQやお酒を楽しもうと思います!!
いざ!花見で一杯!
(結局は花より団子ってことで!!!)