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進撃の巨人 アルミンに学ぶ説得術

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進撃の巨人とは・・・
進撃の巨人

「圧倒的な力を持つ巨人と、それに抗う人間たちの戦いを描いたファンタジーバトル漫画。By wiki」

 

エレン・イェーガー

主人公のエレン

アルミン・アルレルト

エレンの幼なじみのアルミン

今日はそのアルミンから人を説得する時の「話の組み立て方」を学ぶとしよう。
※ネタバレを含みますので要注意

 

 

主人公エレンが巨人(人間の敵)に変身できると知った仲間は、
エレンが巨人を出現させて操っているのかもしれない等の疑惑にかられ
今のうち倒すべきと、エレンに大砲を向け、兵士は攻撃態勢をとる・・・

 

そんな状況下エレンとミカサは、
説得をアルミンに任せるのだった・・・

 

任せられたアルミンの説得の構成(セリフ)とは・・・

動画でサクッと観たい方はコチラ↓↓↓

 

敵意むき出しの仲間とその隊長キッツ

キッツ隊長:「貴様!!そこで止まれ!!」

アルミン:「彼は人類の敵ではありません。私達は知り得た情報をすべて開示する意志があります!!」

キッツ隊長:「命乞いに貸す耳は無い!(略)ヤツが巨人でないと言うのなら証拠を出せ!!・・・」

アルミン:「証拠は必要ありません!」
     「そもそも我々が彼をどう認識するかは問題ではないのです!」

アルミン:「大勢の者が見たと聞きました!ならば彼と巨人が戦う姿も見たハズです!!
      周囲の巨人が彼に群がって行く姿も」

アルミン:「つまり巨人は彼のことを我々人類と同じ捕食対象として認識しました!!
      我々がいくら知恵を絞ろうとも、この事実だけは動きません!」

キッツ隊長「迎撃態勢をとれ!!ヤツらの巧妙な罠に惑わされるな!!
      ヤツらの行動は常に我々の理解を超える!!」

 

 

アルミン(心の声):『ダメだ・・・考えることを放棄してる・・・考えることが・・・怖いんだ!』

 

 

そこで・・・

 

アルミン:「私は、とうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!!その信念に従った末に命が果てるのなら本望!! 彼の持つ『巨人の力』と残存する兵力が組み合わされば!!この街の奪還も不可能ではありません!!人類の栄光を願い!!これから死に行(ゆ)く、せめてもの間に!!彼の戦術的価値を説きます!!」 

 

以上、アルミンが敵意むき出しの仲間達を説得するシーンでした。

 

 

ここから、アルミンが用いた説得するための話し組み立て方・構成方法を紐解いてみましょう!

 

 

まずアルミンは、

  「エレンは人類の敵ではない。」・・・と「主張」を立てます。

次に、

  「認識の問題ではない。」「大勢が彼が巨人と戦ったのを見た」・・・「理由」を述べます。

最後に、

  「巨人も彼を捕食対象としていた事実がある」・・・と「根拠」を添えます。

 

アルミンから学べる「説得する話の組み立て方・構成方法」は

 

主張→理由→根拠

 

という構成方法。

 

ビジネスで、充分通用する(できる人の)話の組み立て方だと思います。

 

 

追伸

エンターテイメント性が重要な漫画なので・・・
主張→理由→根拠で、話をしても考えを放棄している人には、説得できないのです(笑

 

そこで・・・

 

「この街の奪還も不可能ではない(エレンの戦術的価値を考えている)・・・」
勇気・希望を与える提案の示唆をしているんですね。

 

つまり、個人しかり大勢が恐怖に怯えている場合には、
説得する構成のパターンに「希望や勇気」を与える情報が必要かもしれません^^

 

アルミン凄いね!

 

構成を理解してうえで再度動画を観ると、
オモシロイですよ^^

 

動画はコチラ