【ホームページ制作実績】梅江製材所さまサイトリニューアル
ここ最近一気に寒くなってきて慌てて厚手の服を用意しだしたL-planningの安藤です。
寒くなってくると暖かい家が恋しくなってきませんか?
木造の家などをみると「暖かそうだなぁ〜」と思ってしまいます。
(別にホームレスってわけではない….)
今回は、大分県日田市で製材所を営んでいる梅江製材所さまのホームページをリニューアルさせていただき、先日公開されましたので紹介をさせていただこうと思います!
梅江製材所さまはL-planningが立ち上がって初期の頃からのお客様で、お付き合いは10年以上となります。
これまでWEBサイトで商材を売り続けてきて、予想以上の成果をだしてきました。
リニューアルのきっかけは、さらに売上を伸ばしていきたい!といった1ステップ上のポジションに行くために先を見越したことです。
そのためにこれまでの単に「物を売る」といったところから「物を売ることでお客様が何を得られるのか」といった付加価値を全面に出すことを目的としました。
1:どういった存在になるのか?
梅江製材所さまは羽目板に特化した製材所です。
羽目板の利用用途は様々で、床板、腰板、天井など多くの場所で活躍します。
代表の梅江さまは「木の良さをもっと多くの人に伝えていきたい」といった想いが強く、どうすれば多くの人に伝えていけるかをワーク形式で考えていきました。
メインターゲットをこれまでのBtoCからBtoBへと変えたり、商品をどの様に見せたらWEBサイト上でも木の温もりや良さが伝わるのかを試行錯誤していきました。
その中で生まれた言葉が、
梅江製材所さまの羽目板は塗装などを施さず、木本来の良さをそのままお客様へお届けしており、文字通り自然の中にある木の香りや肌触りを付加価値としてお届けしています。
それは自然そのものを暮らしの中に溶け込ませ潤いを与えることになると考えました。
環境問題が騒がれる中、BtoBでの取引きではそういった問題に取り組んでいる企業というアピールが重要視される場面も多くなってきています。
梅江製材所さまは昔から、無塗装、廃材の再利用、端材の商品化などに取り組んできておりそこも循環=潤環の言葉に当てはまります。
どういった存在になるのか?これはこれからの梅江製材所さまがお客様や社会からどの様にみられるのか?また、見られたいのかという、とても重要な部分です。
コンセプトワードや梅江代表の想いから、
梅江製材所さまは「自然の良さをそのまま届ける製材所」
というシンプルな言葉でサイト制作を始めていきます。
2:木をどのように表現するか?
商品の品質の高さを出す手法は写真や図など様々ありますが、「自然の良さをそのまま届ける羽目板」を表現するとなると難しい・・・。
商品だけにフォーカスすると物売りの比率が大きくなり付加価値が伝わらず、イメージに寄りすぎると商品が立たない・・・。
そこで実際に製材所を見学し、実際に見て体験。
自然の良さを実感するために森の中にも行きました。
そこで普段なかなか感じることのない木の良さや自然の中にいることの気持ちよさを体感します。
梅江製材所さまが何を大事にし、何を届けたいのかの一旦を共有できた気がします。
3:表現のアイデアはシンプルに。
自然の良さをそのまま。
すごくシンプルな言葉なので、デザインもシンプルに考え自然の中にある木の良さがそのまま届く羽目板。
それを表現したものがこのデザインです。
すごくシンプルです!
だけど伝えたいことがわかりやすい。
そんなデザインを心がけました。
ただこのデザインには空気感、素材感など言葉ではなく視覚で表現仕切らなければならず、写真力の影響が大きくなります。
デザイナーはそのためにカメラマンと一緒に森で撮影を行いました。
商品はスタジオで丸一日かけて可能な限り質感やこだわりを感じられる部分を探りなが撮っていきます。
余計な装飾や加工は一切施さず、あくまで撮影したイメージをそのまま使用。
4:デザインコンセプト
デザインもシンプルかつわかりやすく。
森や自然を感じられるグリーンをベースに品質の高さをサイト全体から感じられるように(暮らしの贅沢)シンプルなデザイン(自然の静寂)としています。
今回、ECサイトが主として、サブ要素としてコーポレートサイトの制作もありましたが、この1つのデザインコンセプトを元にそれぞれが立ちつつも統一されたビジュアル・アイデンティティを作っています。
リニューアルまでに多くの工程があり、たくさんの時間をかけて公開された新・梅江製材所さまWEBサイト。
自然の良さをそのまま届けるために、今後も改善や更新を行い、日田杉ブランドといえば「梅江製材所」となるように今後も、強いこだわりと想いに寄り添って、やりたいことが出来るようにお手伝いさせていただきます。
梅江代表、姉川さん、製材所のみなさん、またカメラマンの紅葉谷さんありがとうございました!
Creative Team
AD&D Kota Ando
Photo Masayo Momijiya