優しくモミモミ。伝える前にモミモミ。
カンカン照りと、じめじめした日が、交互にやってくるこの時期。
冷たいモノを飲んで、( ・`ω・´)シャキーン!
としたいものですよね。
そんなある日、打ち合わせ後の帰りに、
会社近くのセブンイレブンに寄って、アイスコーヒーを買って注ごうとしたら、
ドーンっと。
コーヒーマシンに注意書きが。
写真の全文はコチラ↓↓↓
”お客様によるボタンの押し間違い
カップの破損など
誠に申し訳ありませんが、交換・返金を致しておりません。
これからアイスカップの氷をぶち撒けが頻繁に発生する季節です。
心を落ち着けてアイスカップのフタをはがしていただきますようお願いします。
氷をほぐす際は慎重に優しくモミモミしてあげてください。
ご不明な点は、はやる気持ちを抑えつつ必ず押す前に
店員におたずね下さい。
それでは美味しいコーヒーを!”
注意を促しているPOPですが、
人間味が伝わってくる文面のせいか、
和んじゃいました(笑)
”心を落ち着けて〜”とか
”優しくモミモミしてあげてください。”
”はやる気持ちを抑えて”など
これらの表現がなかったら、
”お客様によるボタンの押し間違い
カップの破損など
誠に申し訳ありませんが、交換・返金を致しておりません。
これからアイスカップの氷をぶち撒けが頻繁に発生する季節です。
慎重にアイスカップのフタをはがしていただきますようお願いします。
氷をほぐす際は注意してあげてください。
ご不明な点は、必ず押す前に店員におたずね下さい。”
なんか業務的というか、一方的な警告的なイメージ。
セブンイレブンのコーヒーは、
安くて美味しくて、大人気ですよね。
たくさんの人がこの時期にアイスコーヒーを買うから
氷撒き散らしたり、フタが剥がせなかったり、と起きちゃうんでしょうね〜。
だから前もって、リスク回避として忠告しておきたいところなのだけど
ビシッと言いつつも、どこか人間味ある表現をいれてあげる。
そうすることで、読む側も、すなおに、そうだな。と思えるんだと思います。
伝えているセブンイレブンさんも好印象になりますしね!
「これを今すぐ伝えなきゃ!」と伝えたいメッセージがあっても、
書いた後の、はやる気持ちを抑えて、読み手の心情まで、想いを寄せ
草案をモミモミ(校正)する。
とっても大切ですね!
ホームページも情報=文章=メッセージ。
勉強になりました!