助成金に頼らない、地域貢献の方法
こんにちは、大分のホームページ制作会社 L-planningの小野です。
先日、家の近所で花火大会がありました。
そもそも花火大会があることを知らなかったので、部屋の窓から眺めていたのですが、
8月の終わりに夏らしいことが出来てちょっと嬉しいです。
さて、そんな今月、私がおすすめする本は、事業を通じて地域のために何かをやりたい!と考えている方におすすめの一冊。
「稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則」 木下斉
著者の木下さんが自らの成功や試行錯誤、挫折した体験をもとに書かれたまちづくりについての本です。
地域再生=助成金をもらってするというイメージがありますが、木下さんは
助成金を当てにすると逆に失敗すると言っています。
「国からもらった助成金で何をしよう」ではなく、「予算も人もない状態で、町に人を呼ぶためにはどうすればいいだろう」という考え方こそが地域活性化成功につながるのだそうです。
実際に木下さんが行った熊本でのまちづくりプロジェクトの事例は、
まず、地元不動産オーナーの現状のコストを軽減することからはじまります。
現状のコストが削減される→削減部分の一部を地域活性化へ投資→地域に人が集まり土地の価値も上がる→利益があがる→さらに地域へ投資
という経営構造を提案し、熊本のまちづくりプロジェクトは成功を収めたそうです。
後半は、まちづくりを成功させるための10の鉄則が紹介されています。
木下さんの実体験が例としてあげられているので、どの鉄則も読んでいて非常に説得力があります。
「さいごに」の木下さんからのメッセージは、ここまで本を読んで「出来るかもしれない!」と高揚していた
気持ちを冷静にさせてくれ、かつ背中を押してくれるような内容で、個人的にはチャレンジする1歩を踏み出すための勇気をいただきました。
ぜひ、知りたいところだけ読むのではなく、最後まで読んでいただきたなと思います。
私も、この仕事を通じてお客様の力に、そして地域のためになれるように努力していきます!