商品での差別化が行き着いたとき考えたい、一歩先にいく「お客様への密着度」
大分のホームページ制作会社L-planningの首藤です。
みなさん、ご飯は好きですか?僕は大好きです。
白飯がおいしいと幸せですよね。
三菱電機から ”KAMADO「NJ-AW106」” という炊飯器が販売されています。
オープン価格ですが、店頭販売想定は税別12万円前後という高級炊飯器。
最近は「やっぱり旨いご飯じゃないと!」ということで高い炊飯器を買う方が増えています。
この炊飯器には「炊き分け」機能があり、全国のブランド23種のお米の銘柄を指定するとその銘柄の個性を引き出すように炊きあげてくれるそうです。
また、炊きあがりも「もっちり←→しゃっきり」「かため←→やわらか」をお好みで選べ、
指定した炊きあがりのご飯がカレー、どんぶり、お弁当などどんな料理に向いているかまでアドバイスしてくれます。
他社・他機種の炊飯器もこの「炊き分け機能」はあり、「すし飯」「しゃっきり」などコースで選ぶものが普通だったのですが、三菱やパナソニックを見ると高級機種では上で紹介した商品の様に「お米の銘柄」、「食感とかたさ」をより細かく設定できる機能を充実させてきています。
「うちの炊飯器はおいしいご飯が炊けます!」を「今あなたが使うお米と作る料理に一番合う炊き方をして最高のご飯を炊きます!」へ。
つまり機能はこれまで通り最高で、さらに「お客様への密着度」を上げた商品です。
機能や品質はある程度行き着いてしまうと他との差別化がなかなか難しいですよね。
その時にいかにお客様の好みを実現できるか(提案できるか)がさらに先を行く方法のひとつなのかなと思います。
そう考えると商品に機能としてついているもの以外にも、
好みによって献立のコースを選べる宅食(http://shokutakubin.com/)やトヨタのクラウンユーザーに向けたオペレーターサービス(http://toyota.jp/g-book/etc/campaign/crown/)など、商品のコースやサービスとしても結構あるものです。
「うちは商品が他とあまり変わらない・違いをわかってもらいにくいから…」という方には一度「お客様それぞれの好みを実現できる方法がないか」という方向から考えてみると新しい発見があるかもしれませんね!