「朝のアイスティー」発売で感じた利用場面を提案する大切さ。
大分のホームページ制作会社L-planningの首藤です。
台風が近づいてます。
梅雨明けはまだですが気温は暑い日がかなり増えてきましたね。
夏はすぐそこです。
先日、ファミリーマート限定でサントリーから「伊右衛門 朝のアイスティー」が発売されました。
サントリーのニュースリリースによると
・朝のリフレッシュにおすすめのスッキリした味
・後味のキレ・爽やかなレモンの味わいを感じられる味に仕上げました
とのこと。
実際飲んでみましたが、ほのかな甘味・レモンの酸味・後味のほんの少しの渋みでとてもスッキリした飲み味でした。
ペットボトル緑茶のメインターゲットである30〜50代が「朝」に商品を買うので開発された商品だそうです。
商品紹介にもあるように、要するに「レモン風味のすっきりとした甘さのアイスティー」です。
それを朝の出勤途中のサラリーマンのおじさんに「レモン風味のすっきりとした甘さのアイスティー発売!」と言われても「ふーん」で終ってしまいますが、「朝専用!通勤疲れをリフレッシュ!」と言われるとガゼン記憶に残り心に刺さります。
別に夜飲んだって、力に満ち溢れた時に飲んだっていいんですが、やはり「朝飲んでください!」「出勤の疲れをリフレッシュしてください!」と具体的な時間や利用場面を提案することでユーザーに刺さるようになるんですね。
既存の商品でもうまく場面を提案してあげれば今までよりももっとユーザーに刺さるはずです。
コンビニや家電量販店にあるモバイルバッテリーは様々な機器の充電に使えますが「電子機器用万能バッテリー」とは書いていません。パッケージに書いてある「スマートフォン用バッテリー」「iPhoneを2回分充電」は素晴らしい場面の提案ですよね。
しっかりとお客さんに届けるためには、ちゃんとお客様の要望や使い方を知った上で提案する必要があります。
そのためには売る側の「思い込み」ではなく、「実際のお客様の生の声」を聞いて場面を思い描くことが大事ですね!