企業ブランディングの考え方
こんにちは。小野です。
ついこの間新年を迎えたと思っていたのに、もう3月も終わりですね。
さて、荒れる春場所で盛り上がった今月、私が読んだ本はこれです。
老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。
創業300年の老舗、中川政七商店の十三代目社長 中川淳さんが
「日本の伝統工芸を元気にする!」を掲げ、実際新ブランド立ち上げに携わった
ものづくり企業5社を事例にして中小企業経営の哲学を紹介している本です。
前半は中川さんがコンサルティングに携わった5社の事例を時系列で紹介していて、
後半は、前半の事例から中川さんが導き出した中小企業経営のノウハウを
「経営」「ブランディング」「ものづくり」「コミュニケーション」の4つのポイントに分けて解説しています。
ひとつの会社が新ブランドを立ち上げる=再生するまでを時系列で表現しているので、まるで一緒に企業ブランディングをしているかのようなワクワク・ハラハラした気持ちで読み進めることができ、
その後、その経験を通して得た経営ノウハウをまとめているので、
企業ブランディング・経営本を初めて読む私でも、とてもわかりやすくすんなりと頭に入ってきました。
私は特に、「企業ブランディング」という点で、その企業が持っている強みや資源をどうやって見つけ、
新ブランドにどう活かすかという考え方がとても勉強になりました。
3月からディレクションも担当させていただくことになりましたので、
デザイン面でもブランディング面でもお客様の「いいところ」を引き出せるように
どんどん勉強していきます!