「何万色」と言わなくても、色彩豊かさを伝える名CM
ずっと疑問だったあるCMの訴求方法が、
とあるCMを観てから、晴れたどころか「考えた人凄い!」と唸ってしまいました。
まず、その疑問のCMの訴求方法とは、新型のテレビが出たときのCM。
ブラウンから液晶など薄型移行時はカタチ(薄さ)訴求、
大型化してきたら、大画面訴求、
で良かったのですが、今は映像表現(4Kという次世代規格)・・・特に色彩表現を
各社、競って訴求していたりします。
そこで、疑問。
CMを見るお茶の間のテレビは旧型だから、
色の凄さがCMの映像からは伝わってこない・・・ということ。
「この新型テレビ、色彩がとっても豊かなんです。」と、
言われても・・・今まで、ピンとこなかったんですね。
そんな疑問を、あるCMがふっ飛ばしてくれました。
それは、SONYのブラビアのCM
日本語で、いろいろな色を表現しているCMなんですね。
まず驚いたのは、色を表現する日本語が、こんなにあるんだって思わせてくれたところ。
色を表現する日本語がたくさんある=多色を実感させ、さらに、日本語の美しさも伝わってきて、
それが副次的に、映像の良さをさらに助長してくれているように思います。
何万色を再現とかと言われるより、色彩の凄さがはるかに伝わってきたCMでした。