レスポンシブWebは一体何がいいのか?
こんにちは。
大分のWeb制作会社、株式会社L-planningの首藤です。
先日の染矢のブログでレスポンシブWebデザインについて触れましたので、
僕もそのお話をもう少ししていきたいと思います。
レスポンシブWebデザインとは、簡単に言うと
「画面の大きさによって見やすいように見た目を変えるよ」という、
「見る環境(PCやスマホなど)によってデザインやレイアウトが流動的に変わるWebサイト」のことです。
なぜこんなWebデザインが必要なのか言うと、それはやはりスマートフォンをはじめ
、Webを閲覧する「デバイス(機器)」が多様化してきたことにあります。
それぞれ大きさが全然違いますので、見やすい形や大きさも違います。
「見る人の満足を更に上げるには、それぞれに適切なデザイン・レイアウトで見せることが必要だ。」と、言うわけです。
3年くらい前まではスマホだけ考えておけばよかったですが、10インチタブレットにミニタブレット、
さらにファブレットなんてものまで出てきて、今やサイズも解像度も多種多様。
スマート家電やスマートカーまで普及するとそれぞれに合わせたサイトを作ろうとすると、
一体いくつサイトを作ればいいのか…。
そこでレスポンシブWebデザインが注目されているというわけです。
HTMLは1つだけで、見るデバイスの画面サイズによって見やすい形で表示されるので、
いくつも同じサイトを作る必要がないというのがレスポンシブWebデザインの最大のメリットになります。
また、画面の大きさが基準になりますので、
「未知のデバイスでも画面サイズが同じならほぼ同等の体験を提供できる」
というのも強みです。
さて、ここまではいいことだらけで完璧なWebデザインのようですが、
実は結果としてデメリットになってしまう(悪影響ではなくレスポンシブに向かない)ことももちろんあり、
それぞれの長所・短所をよく考えた上でレスポンシブWebを選択するか検討すべきケースも多くあります。
ということで、次回はレスポンシブWebの具体的なメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。