強みの見つけ方
「自社の強みは?」と聞かれて、明確にはっきりと、
しかも言った本人がぞくぞくする回答ができますか?
ホームページは、クリック1つで競合と比較されてしまうため
「こっちに頼みたい!」と思わせる明確な強みが必要になります。
私たちにホームページ作成に相談に来られる社長さんや担当者さんに、
会社の強みについて伺ってみると、
多い返答ベスト1~3位は・・・
3位「スタッフ・社長の人柄が良い」
2位「長年の実績」「◯◯年の歴史」
1位「技術力」
もちろん、人柄の良さや歴史も強みの1つなのは間違いありませんが、
実はこの上位3つ、他社も同様なことをホームページで発信しているので、
そのまま伝えても差別化にならないことが多々あります。
だから、これらの返事が返って来た場合は
「どこか別の側面もあるはずだ。」と疑いをもつようにしています。
そして、その疑いを晴らすために使っているのがコレ
・会社が気づいているか?
・顧客が気づいているか?
という2軸で分け、
4象限で以下のように分解する考え方です。
左上は、会社もお客様も、特徴を評価している相思相愛のエリア
じつはこのエリアは他社も言っている「実績」や「人柄」といったエリアになるので、
相思相愛の特徴は、伝え方の工夫が必要になってきます。
左下は、一方通行。「伝わってない」のか、そもそも「評価されない」特徴
そして右上の「盲点の強み」に、いかに気づけるかです。
自分たちでは、気づいてないけど、お客様は評価している部分。
このエリアの部分を気づくためには、第3者(顧客)の視点を取り入れること。
つまり、顧客に聞かないと気づきません。
今号のまとめ
・気づいていない特徴は顧客が教えてくれる。