首藤 洋志Shuto Hiroshi

こどものときからプラモデルを作ったり、ノートにゲームを書いて学校で友達と遊んでいたり「作ること」が好きだった私は、高校を出てからは本屋でバイトをしたり、舗装会社で灼熱の現場を駆けずり回ったり、業界新聞社でWebや本の出版の手伝いをしたりとまとまりのない（でも自分の中では1本の繋がりのある）経歴を経て、システム会社のWeb部門からこの業界に足を踏み入れました。

なかなかイメージしづらいかと思いますが、フロントエンドエンジニアというのはサイトの構築・プログラムの制作・SEO対策・サーバー管理など圧倒的に知識と経験が必要で重要な役回りの割に、全然目立たない仕事をしています。
サッカーではキーパー、バンドではベースでした。裏方稼業が性に合っているようです。

ホームページというものは作った瞬間からお客さまの変化に合わせて、変更や修正があることが前提です。
なので実際にサイトを構築する私の仕事にとって大事なことは、色々なことを想定するということ。
今あるものが変化することはもちろん、今ここにはないものを考えながら、色々な角度から色々なケースを想定して進む道や方法を検討していきます。

更新機能ひとつ取っても
「更新される方はどれくらいPCの操作が出来る？」
「どれくらいの頻度で？」
「写真はたくさんあったほうがいい？」
「フォーマットを決めてしまったほうが簡単？」
みんなそれぞれ違うので、提案したい使いやすさもそれぞれだと思うんです。

なのでたとえ直接お会いできなくても、担当者にお客さまのことを詳しく教えてもらいます。また、まったく他業種で企業規模もバラバラな会社を経験し、多くの人の仕事を見てきたことも今に生きているなと感じます。

これまで「首藤さん、使いやすくなったよ！」という声をいただいたことは強く心に残っていて、時々思い出しては嬉しくなります。
これから出会うお客さまにも「作ってよかった」「使いやすくなった」と感じてもらいたいので、「こういうことしたいんだよね！」「こういうことに困っててさ！」をどんどん教えてくださいね。