MEMBER
スタッフ紹介

常に基礎を見つめ、自分の中の「あたりまえ」を疑いデザインを掘り下げる。

安藤 孝太
安藤 孝太
安藤 孝太 アートディレクター/グラフィックデザイナー

安藤 孝太Ando Kota

1984年生まれ。國學院大學法学部法律学科、デジタルハリウッド・グラフィックデザイン科卒業。東京のデザイン事務所にてグラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナーとしての経験を経て、数年のフリーランス活動の後、2018年L-planningに入社。
タイポグラフィや組版の知識を活かし、WEB、ロゴ、パンフレットなどのグラッフィック系デザインにマーケティングやブランディングの知識・手法を取り入れクライアントの問題解決をデザインに見出している。主な実績に、ひょうたん温泉サイトデザインディレクション、大分大学消化器小児外科 VIデザイン、旅館喜楽のブランドデザインディレクション、など。

MESSAGE

こんにちは、アートディレクター/グラフィックデザイナーの安藤孝太です。現在は主に企業さまの問題や情緒的で具現化しにくいところをデザインで解決する仕事を担当しています。

僕のキャリアの始まりはWEBではなく、紙。いわゆるグラフィックデザイナーとしてモノづくりの世界に入りました。それが今から約16年前。
商品ポスターやCDジャケットなどのプロダクトなどの企業、個人のビジュアルアイデンティティをメインにデザイナーとしての人生を歩んできました。

僕が最初に教わったのは、「文字」。
商業デザインには多かれ少なかれ情報としての文字があり、情報をいかに伝えきるか。
そのためのビジュアルデザインでありグラフィックなのだと。
印象的だったのは、文字の学びのため写植会社に夜な夜な修行に行かせていただいていたことです。
1文字、1線、1点すべてにストーリーがあり僕たちが普段何気なく目にしている文字やデザインは多くのストーリーの集合体なのだと実感しました。

デザイナーとしての経験を経て、現在はWEBデザインをベースに人や言葉、文字に込められたストーリーにもっと多くの価値や意味をデザインに載せて伝えていくお手伝いをしています。

例えば担当させていただいた仕事では、建物の改装時のHPリニューアルのお話の中でWEBデザイン制作だけに絞らず、その企業さまの価値やストーリーを最大限に伝えきる方法はそれだけか?とご依頼内容だけを鵜呑みにせず、あらゆる可能性を模索することで、デザインが関われる範囲を広げてプロジェクトを進行することができました。

その際、多くの時間を企業さまとのお話を聞くことにあてさせていただき、それまで自分の中になかった価値観や世界観に共感し自分事としてストーリーを体感することができました。

そうやって出来上がったHPやロゴ、コピー、写真を始めとしたコミュニケーションデザインはデザイナーが作ったデザインではなく、お客様と一緒に作り上げた1つのカタチなのだと思います。
今後もそういった一緒に作り上げていくモノづくりに積極的に関わっていきたいです。

ただプロジェクトで多くの人と出会い関わらせていくなかで、自分の足りていない部分を痛感することもあります。人見知りだったり、まだ未熟な経験での乏しい知識とまだまだ出来ることよりも出来ないことが多く、乗り越えるべき壁の高さやデザインの奥深さや可能性を感じています。
これからはより企業の経営戦略に関わる方たちとのコミュニケーションの為の、企画力や創造力、洞察力を磨き、よりお客様に寄り添いながら情緒的な満足を一緒に作っていくクリエイターになっていくことを目指しています。
一緒に想いを、経営を、カタチにしていきましょう。

PROJECT