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スタッフブログblog

個人としての強さと、チームとしての強さ

こんにちは。涼しくなってきたかと思いきや、
また暑さがぶり返してきましたね!
秋は過ごしやすい上に紅葉も美しく登山にも最適で、
栗や柿などの美味しい味覚もたくさんあるので
ちゃんと秋が来てくれることを願うばかりです。

 

 

非常に個人的な話になりますがとっても考えさせられる出来事があったので

書かせてください。

 

今年の3月、祖父が入院しました。

92歳、肺炎、入院。


私はもう、ここから復活なんて当然聞いたことがなくて、
とうとうその時が来たか、と覚悟を決めようと思っていました。

 

私だけでなく周りも、
長生きしたな。老衰に近い感じだろう。
美味しいもの食べて、いい人生だっただろうなんて話していて、
実際に祖父も、入院直前に帰省した孫とひ孫に
「俺がずっと見守っておくけんな…!」と言っていたと聞き、
ああ、じいちゃんも覚悟がかたいんだな、と理解しました。

 

 

GWに姉夫婦と私たち夫婦の4人でお見舞いに行って、
心電図、酸素マスク、絶飲絶食、そしていろいろな管に繋がれた祖父を見て
何と声をかけたらいいかわからなかったけれど、
じいちゃんに届くように大声で一生懸命話しかけ、
聞き取るのが難しいくらいかすれるような声を皆で必死で拾いました。

 

感情が押し寄せて、やばいな、、と思いながらもなんとか会話できていたのに、
「幸せになれよ」という力強い言葉でもうダメで、
涙が止まらなくなってしまいました。

 

「ありがとう」とやっと言えて、「こちらこそありがとう」と言われ、
“最後の挨拶を交わした感”がそこはかとなく漂って、
たくさん写真を撮って、病院をあとにしました。

 

私はすぐに東京にいるいとこに
「もう時間がないけん顔みに帰ってきて!」と連絡をして、
一週間後くらいに帰省してくれたのですが
そこでいとこが残したものが、私の想像の斜め上を行くものでした。

 

病室のカレンダーに、目指せ100歳!!!!とデカデカと書いているのです。

 

月をめくっても、すべての月に目指せ100歳!!!と力強く書いていて、
○○(孫)の誕生日 など、未来の予定も書いていました。

どこを見ても、迷いや弱さなんてひとつもありませんでした。

 

私はその時ハッとして、うわ~~~~~と思って、
すべての視点が180度回転して、「100歳は通過点!!」と書き込みました笑
それは祖父に向けてでもあるし、自分に向けてでもありました。

 

そのあたりから、お見舞いに来る親族がザワつき始めます。
「あれ?なんか前回より明らかに元気なんだけど…?」

 

私は6人いる孫の中で唯一大分にいるので、車で片道1時間ほどの距離を
月に2~3回お見舞いに通っていました。

通う度に、
「あら、前回心電図あったけどなくなってる…」
「お茶ダメだったはずなのに今日は飲んでる…」
「酸素マスクはずれてる…」
「もう管が一本もない…」

と、まるで私たちの想像からしたら、逆再生のような入院生活っぷりに
毎回驚かされました。


肌ツヤ、表情、声の張り、どこを取っても逆再生。
ベンジャミン・バトン~数奇な入院生活~というタイトルが
自然に浮かんでくるくらいの逆再生です。

 

そして先月くらいにはご飯まで食べるようになって、
(しかも「もっと美味しいのが食べたい」とかまで言うようになって)
本人を筆頭に、誰もが驚く驚異的な回復を見せたのです!

 

 

私は思います。

 

祖父をとりまく人たちをひとつのチームとして考えたときに、
それぞれちゃんと役割を担っていました。

 

毎日決まった時間に会いに行って少しでも話す人、
書類や契約などの手続きをする人、
着替えの洗濯をする人、
なかなか会えないけど写真とか伝言とかで応援する人、
時間がある時に長めに会いに行ける人、
私のように、会いに行ってその様子をお知らせする人、、、

 

でも、「回復を信じれる人」は
祖父本人を含めても、いとこ1人しか居なかったと断言できます。

 

「目指せ100歳!!!」の文字を見た時、私の中で流れが
逆流と言っていいほど変わりました。

それはきっと私だけではなく、祖父自身や親族、そして医療の方々も含め
チーム全体の流れが変わった瞬間であったと思います。
むしろ、チームがチームになった瞬間だったのかもしれません。

 

回復を信じれる人は1人しか居なかった。
でも、1人居た!

 

そのたった一つの事実が、
チームの中で起こした奇跡だと私は思っています。

 

 

エルプラに入って“チームとは?”をすごく考えるようになったし、
“強いチームの一員”になれたらどれだけ素晴らしいか、と思うようになりました。

 

私はまだ入社2ヶ月。
チームの一員になれていますなんて言う気はありません。

 

チームって、簡単には作れないし
簡単に名乗っていいものでもない。

 

私は入社のとき社員にポロッと言われた「ひとりじゃない」という言葉が
忘れられません。
それが、チームについて深く深く考えるきっかけになったかもしれないと思うほど、
私の中でそれはそれは素晴らしく響きました。

 

だって、“チーム”になれたら、
それぞれの特性をそれぞれが認めて尊重して信頼して、
皆がひとつの目的に向かっているから言いたいことも言い合って、
目的に対してはみんな平等だから変な気を使ってなんかいられなくて、
譲れないこともあってときにはぶつかったりもして、
自分ひとりじゃできないことも結果的にできたりして、
成功したら、みんな同じだけの熱量で喜んで。
成功できなかったとしても、結果をみんなで受け止めて。

 

最高ですよね、
だからこそ難しくて繊細で、強固なものなのでしょう…

 

今仮にエルプラのデザイン部署で考えてみると、
ひとつの質問に対してみんなまったく違う答えが返ってきそうなくらい
考え方も感性もまったく違うメンバーが揃っていると思います。
こういうタイプが化学反応を起こしていくのだろうと、楽しみです!

 

自分個人の成長ももちろんのこと、
いとこのように流れを変える奇跡をもたらせる存在になれるかは
わかりませんが、
“チームとして”自分ができること、すべきことも考えながら
毎日と向き合って行きたいと思います。

 

 

ちなみに祖父は元気に、昨日の9/15に
誰もが想像していなかった、退院を果たしました。
これからもまだ、人生を楽しんでもらいたいと思います!